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人材派遣営業の教科書 第四章 財産を作る ③ 派遣契約フォローの思考法

こんにちはー!
今回から人材派遣営業の教科書の第四章に入ります。
第四章は「財産を作る」というテーマでお話ししています。第三弾は「派遣契約フォローの思考法」というタイトルです。
無理なく持続可能な人材派遣営業を提唱する私による、営業の仕組み化のポイントをお伝えします。
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お元気ですかー?
今日のnoteは「派遣契約のフォローのしかた」というテーマのお話です。
人材派遣営業の教科書というマガジンの補足としての位置づけになります。

スタッフさん軸でやるとはどいういうことか

以前、↓のnoteを書きました。スタッフさんのフォローの時の考え方と取り組み方です。

この中でもスタッフさん軸で考えて、対応するというのが抽象的でわからないという声がありました。

また、前回のnoteでは安定稼働のサポートが人材派遣サービスそのもであると言うお話もしています。


今日は、その流れを受けて、スタッフさん軸で考えてフォローするということがどういうことなのか、安定稼働をサポートするための考え方を紹介します。
まず、派遣契約のフォローをスタッフさん軸でやるというのは、つまりスタッフさんを起点に対応の方法を考えるということです。
僕は具体的に↓のイメージのフローチャートを作ることが多いです。その時にフローチャートの主体はスタッフさんで、スタッフさんの選択で派遣先がどう反応し、そうシナリオが進んでいくかを検討します。
この時の、主体がスタッフさんであると言うことが、すなわちスタッフさん軸ということです。

僕は基本的に脳内か手書きでフローチャートを作りますが、共有にはmiroがおすすめです。「miroを見ろ」っていう鉄板ジョークも使えます。

フローチャートが3つあるとややこしくなる

そもそも、人材派遣営業の難易度が上がる理由は派遣スタッフと派遣先企業の板挟みにあうことにあり、板挟みで困っている人の状況は以下の2つです。

  • 思考停止して何もしない

  • フローチャートに3つの登場人物がいる

一つ目の思考停止は話になりませんが、板挟みにあいすぎて考えられなくなってしまう人もいます。
そして、そうなるきっかけにもなるのが、フローチャートに3つの登場人物を出してしまうことです。
具体的には派遣スタッフと派遣先企業に加え、自社(や上司)を登場させてしまうのです。すると、自分がしんどいとか上司が何というか?という視点も入ってきてわけが分からくなるし、そのせいで自社のみを守るための言動を選択してしまい信頼を失う場面を作ってしまったりします。
一番いいのは常に派遣スタッフを主人公にして、最大三択(はい、いいえ、どちらでもない)のアクションから結果を想定するフローチャートを作ることです。そしてその中の最低の結果をさけ、最悪でも及第点の結果に出来る上に、最高の結果が出るシナリオを作りましょう。
自社を登場人物に入れなければ、意外と難しくないはずです。

上司は意外と問題ない

こう話すと、上司から自社の稼働者数が減るじゃないか!と突っ込まれそうなときにどうしたらいいか?という質問をもらったりしますが、問題ありません。
そのときはあなたも上司も短期的な成果にとらわれすぎています。
もう一度、冷静に顧客体験を想像してみてください。派遣で働く人に焦点を当てて、派遣先企業も悪くないように考えた結論は、自社が損しているように見えれば見えるほど、顧客目線の提案であるはずです。
胸を張って、「このくらい顧客目線だからこそ、また頼ってもらえるんです。まずこのスタッフさんは次に○○社さんへ行ってくれて、そして・・・」と説明しましょう。
人材サービスにある程度コミットしている上司なら、あなたが懸命にそれを伝えているのに(しかもロジックがしっかりしてるのに)、それでも短期的な利益のために派遣スタッフさんを泣かせて来い!とは言わないはずです。
短期的な視点を上司から引き出してしまう人は、まずは自分がフローチャートを活用し論理的に整理できているか、しっかり考え方の軸を持って解決策を提案しているかを考えてみてください。

最後に

今日は、人材派遣営業の教科書の第四章の第三回として「派遣契約フォローの思考法」というテーマでお話ししました。働き手であり、仲間であるスタッフさんを軸に置いて、さまざまな選択からベストとベターを選びながら活動していきましょう。
次回は「派遣の一番の機能とは何か」というテーマで解説します。

では、また!





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