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【#1029】バイトリーダーの正しいアピール方法は、これだ!

こんにちはー!
今日のnoteは「バイトリーダーの正しいアピール方法は、これだ!」というテーマでお話しします。
今日も、採用試験をパスするためのノウハウをお話ししていきます。


バイトリーダーへのよくある勘違い

新卒採用の担当者を中心にかれこれ120年くらい聞く言葉があります。
「みんな、バイトリーダーしたことあるけど、世の中にバイトリーダーってそんなに存在してる?(っていうか、本当?)」と。

なぜ、そんなにもバイトリーダーが誕生するのでしょうか。
それはもちろん、バイトリーダーであったことが企業へのアピールになるからです。

バイトに限らず、サークル、部活、ボランティアなどのリーダー経験をアピールする方もいます。
そして、そのほとんどがリーダーとしての実績、出した利益、経験などについてアピールされています。

しかし、それはバイトリーダーのアピールポイントではないのです。
バイトリーダーをアピールすることが当然になりすぎて、一番大切なポイントが置き去りにされているような気がします。
そして、それに気がついてポイントを抑えることができた人はチャンスとも言えます。

バイトリーダーなんて不合理だ

では、バイトリーダーの正しいアピールとはなんなのか?
それは「当事者意識を示すことができること」です。

どういうことか?

考えてみてください。
バイトは基本的に時給制で、どれだけ頑張ろうが、売上があがろうが、待遇に変化はありません。
それどころか、頑張らない方が合理的だったりもします。

実際、僕は20年前のコンビニバイトの時代に「立ち読みしたらそのまま帰ってくれないかなー。変にジュースとか買われたらレジ打つのめんどいんですけどぉ。っていうか、できればお客さん一人も来ないといいのに。」って思っていました。(バイトでの罪の時効は20年でしたよね??)
当然、バイトリーダーになる可能性は1ミリもありませんでした。

つまり、合理的にバイトをするなら、僕らの行動は頑張らないことに最適化されるのです。
頑張って、それが評価されるなんていうのはなんらかの理由で合理的な選択をしていないこと(もしくは、できないこと)を示唆しているのです。


具体的にどうアピールするか

なんか遠回しな悪口みたいになりましたが、もちろん違います。
ここまでの話で、バイトリーダー経験のアピールポイントは明らかですよね。
それは、バイトリーダーにまでなったあなたは、目の前の個人的な合理性に釣られないで、チームのために、社会のために貢献できる人だということです。

バイトリーダーになるということは、頑張ることが不合理な状況の中でもチームのためにGiveができることを証明してくれるのです。
いかに自分の仕事以外の仕事にも興味を持ち、貢献することができたか。
言い換えれば、当事者意識を持って、自分ごとやみんなごと?として仕事を捉えることができるということを証明してくれるのがバイトリーダーの経験なのです。

「私は、〇〇のバイトで自分の仕事だけではなく✖️✖️を頑張り、後輩が悩んでいる時には飲みに言って話を聞いたりしていました。1年後にはリーダーに抜擢してもらい・・・そして・・・」とアピールしましょう!

最後に

ここまで読んでいて、なんか違和感を感じませんか?
僕は感じました。自分の仕事をいかに成し遂げたかではなく、自分の仕事以外を頑張ったことがアピールになるなんて、一見、論理的ではないですよね。

実際、これは日本特有と言ってもいい状況だと思います。
現実に人材派遣の現場や僕の知っている外資系企業では、バイトリーダーをアピールする場面はほとんど見られないと思います。
だって、その仕事を遂行する能力とは全く関係ないですから。

新卒一括採用がベースにあり、若いほどになんの仕事をするか決まっていない、日本の就社システム(メンバーシップ型なんていうことも)だからこそ、職務を超えて周りに貢献できることが評価されるわけです。
仕事に対して人が就くジョブ型とは違い、人に対して仕事が就くわけで、よりたくさんの仕事をこなす姿勢の方が評価高くなるのは自然ですよね。

この特性を理解し、バイトリーダーをアピールする時には、いかに職務を超えて貢献したことでリーダーになったのか、そのプロセスのアピールに力を入れるようにしてください。

では、また!




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