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人材派遣の職場見学攻略法-原理原則を理解して突破率を最大化する方法-

今日のnoteは「人材派遣の職場見学攻略法-原理原則を理解して突破率を最大化する方法-」というテーマで、派遣で働く方にも、派遣会社の営業の役にも立てる職場見学攻略の決定版を書いていこうと思います。

派遣営業向けの段取りからスタッフさんとのコミュニケーションを書いたnoteと事務系派遣の職場見学の位置付けと簡単な攻略法を書いたものはあったのですが、改めて派遣で働く人が職場見学の悩みと迷いが0になるような内容にします。派遣営業の方はこの内容をアレンジしてスタッフさんをサポートすれば、きっと職場見学の突破率が上がっていくはずです。

※あくまで突破率を上げるための考え方であり、こうしなくてはいけないというものでもないです。文中で、自分のための質問はするな!とか言いますが、突破するために特化するとそうなるということで、質問をするなということではないです。お好みのバランスで挑んでください。

5つの原理原則がある

まず、職場見学には押さえておくべき原理原則が5つあります。それは、以下の5つです。

  • 人間同士の対話である

  • 結局、選考がしたい

  • 派遣先の意思決定者は会社員

  • 職場見学では何もわからない

  • お互い信頼はしていない

この5つの原則がわかっていれば、職場見学の勝率を最大化できます。

それぞれの原則を押さえながら、どのように攻略していくかを自分に合うように考えていくのが良いのですが、僕が考える突破率最高に近づけることができる考え方を紹介していきます。少々センシティブな表現も出てくる&僕の武器なので有料にしますが、買って損はないレベルになっている自信はあります。

人間同士の対話である

職場見学において押さえるべき原理原則の1つ目は「人間同士の対話である」と言うことです。攻略法とか言っておいてなんなんですが、何かをすれば職場見学を突破できると考える前に、面談というものはコミュニケーション力を問われると言う事実と向き合う必要があります。

人間同士の対話に求められるのはコミュニケーション力であり、コミュニケーション力とは、ここでは「相手の望むことを提供する力」のことです。

例えば、登壇する講師の方のために拍手をするとか、朝会社に行ったら笑顔でおはようございますと言うとかそういう性質のものです。一定のコミュニケーション力を見せ、最低でも大丈夫そうな人だなと思ってもらう、できれば、この人と一緒に働きたいなと思ってもらうのはとても重要です。

もちろん、職場見学に行く派遣スタッフや派遣会社ばかりが気を使うのではなく、派遣先だってコミュニケーション力が求められるのですが、派遣スタッフ側の考え方としては、目の前の派遣先担当者がどのような意図で質問していて、どう振る舞って欲しいと考えているかをイメージして対話することに集中した方がよいです。特に「ありのままの自分を理解してもらおう」というのが一番ズレたアプローチになるので、気をつけてください。

結局、選考がしたい

二つ目の原理原則は「結局、選考がしたい」ということです。
人材派遣は派遣先の事前の面接や選考は禁止されています。派遣社員はあくまでも派遣会社に雇用されている立場にあり、選別する権利は派遣会社にあるからです。

だから、職場見学というものは本来は派遣スタッフ側が問題なければそのまま契約に進むはずです。だって、見学なんですから。

でも、現実はそんなことないですよね。むしろ、この見学によって選別され、突破できずに困っているからこのnoteを読んでくれているわけです。

一体、この職場見学とはなんなのか?

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