りょう@wellbeing

サラリーマンしながら、働く人のwell beingについて社外研究会で探求中。幸せをロ…

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サラリーマンしながら、働く人のwell beingについて社外研究会で探求中。幸せをロジカルに分析して再現性のある言語化を目指してます。だって皆、幸せになるために仕事してるんですから。

最近の記事

あなたにやれる事をやると、新しい世界が開かれるかも

やりたい事がない。何をやったらいいか分からない。 そんな悩みによく「あなたにやれる事をやればいい」と言われます。 これは、私にやれる事は何だろう?と考えてやった「だけ」なのに、思わぬ新しい世界を開いていた、というお話です。 ただお願いをしただけ私の妻は小説家です。 その妻が新刊を発売しました。 今までの本は主に女性向けに書かれていたので、中年男性の夫としては却って営業妨害になりかねないので宣伝もせず、静かに見守っていました。 ただ今度の作品は、彼女の初の一般文芸ジャンルでし

    • 疲労と心とレジリエンス

      well-being とちょっと外れたテーマですが、いろいろとハードワークだった2021年を乗り切れた「疲労に関するライフハック」を書いてみます。 まじおすすめ。 疲労と疲労感 先日あるニュースが健康界隈に流れました。 東京慈恵会医科大学医学部の近藤一博教授の研究です。 詳しい内容は記事や論文を参照いただきたいのですが、ここで注目したいのは、「疲労」と「疲労感」は別物という事実。今までの疲労回復とうたわれていたもののほとんどが「疲労感」の回復だったんですね。そしてずばり

      • 幸せのために頑張るのをやめた話

        幸せにはいろいろな形があると思います。 40代後半になってわかったことは、あれもこれも全部は無理ということ。これは、そんな私が幸せになるために「頑張る」をやめた話です。 完璧主義私は完璧主義です。 ただ完璧主義ゆえに何もかも中途半端に終わる典型です。 そんな私が戸建てを買いました。 狭いながらも芝生の庭付きで、3歳の息子が思いっきり裸足で芝生の上で遊ぶ姿を夢見て、頑張ってローンを組んで購入しました。 だから毎日一生懸命に芝の整備にいそしみ、青々とした自慢の芝生の庭をつく

        • 夫婦と夜風と涙の話し

          私小説ならぬ私コラムです。 いやコラムなんて本来私的なものですよね。 だから赤裸々に夫婦のことを書いてみます。 夜の風に吹かれながら我が家には猫の額ほどの庭があります。 暑くもなく寒くもない日は、この庭でご飯を食べるのが我が家の習わしになっています。今夜も定番料理のダッチオーブンで焼くローストチキンを肴に、お庭ご飯を楽しみました。 小学生の息子は早々にリビングに戻り Youtube の続きを見に行きましたが、妻と二人で薄明かりの中、しばしお酒を酌み交わしました。 すこし

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          私が長文 note を書き続ける理由とインスタントな世界と「正解」について

          2020年6月30日~2021年6月30日の1年間、毎週1回2,000字~3,000字超のコラムを投稿し続けてきました。文章の素人が、仕事と家事育児を両立させながらも毎週これだけの量を書くのは結構大変でした。お疲れ、自分! しかし「なぜ簡潔にまとめないのだろう?」という疑問をもった方もいるでしょう。そこで、聞かれもしないのにその謎解きを、1年間書き切った所感と共に書いてみます。 最初に最初に、このコラムはともすれば私の親しくさせてもらっている人、尊敬している人、団体などに

          私が長文 note を書き続ける理由とインスタントな世界と「正解」について

          well-being は人のためならず:サラリーマンが幸せになる方法 その55

          これは、サラリーマンが幸せになるために「ありたい自分( being )を軸に持ち、ありたい自分を良好な状態( well-being )にし続けること」について書かれた note です。 さて今回でこのコラムも定期更新開始から1年が経過したことになります。読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。そこで原点に立ち返り、なぜ一介の中年サラリーマンが幸福や well-being について1年間コラムを書き続けてきたのか。その動機について書いてみます。 幸せじゃない起点は

          well-being は人のためならず:サラリーマンが幸せになる方法 その55

          幸福のパンデミック:サラリーマンが幸せになる方法 その54

          これは、サラリーマンが幸せになるために「ありたい自分( being )を軸に持ち、ありたい自分を良好な状態( well-being )にし続けること」について書かれた note です。 パンデミック。世界的な感染症の大流行を表す言葉のため、総じてネガティブな印象だと思います。ただ、語源はギリシャ語のパンデミアで、パンは「全て」、デミアは「人々」を意味します。そのためタイトルは、幸福を「全ての人々」(に行きわたらせる)、という意味合いになります。全ての人々に幸福を。大きく出て

          幸福のパンデミック:サラリーマンが幸せになる方法 その54

          チャレンジのために挑戦する:サラリーマンが幸せになる方法 その53

          これは、サラリーマンが幸せになるために「ありたい自分( being )を軸に持ち、ありたい自分を良好な状態( well-being )にし続けること」について書かれた note です。 チャレンジしてますか? 先日、チャレンジすることで輝く人と、「前向きな意味で」そうじゃない人がいることに気が付きました。私の友人の思い切った挑戦が、新しい景色を見せてくれたのでここに共有します。 オーディション私の同郷の友人の原薫さん(歳はぜんぜんちがいますが)が、ラジオパーソナリティーを

          チャレンジのために挑戦する:サラリーマンが幸せになる方法 その53

          今じゃないだけ:サラリーマンが幸せになる方法 その52

          これは、サラリーマンが幸せになるために「ありたい自分( being )を軸に持ち、ありたい自分を良好な状態( well-being )にし続けること」について書かれた note です。 他人は変えられないけど出来る事がある。と以前書きました。それでもやっぱり想いを伝えたい、届いて欲しい、と願うことはありますよね。しかし、そんなときに限って伝わらない物です。”そんなとき”の心のありかたについて考えてみます。 半径5メートル半径5メートルという言葉。ドラマにもなりましたが、簡

          今じゃないだけ:サラリーマンが幸せになる方法 その52

          残念の魅力:サラリーマンが幸せになる方法 その51

          これは、サラリーマンが幸せになるために「ありたい自分( being )を軸に持ち、ありたい自分を良好な状態( well-being )にし続けること」について書かれた note です。 前回、普通の凄さについて書きました。しかし読みようによっては「普通じゃないとダメ」というメッセージにもなり得るなと感じます。そんなことは全然ないと思うのです。普通「以上」については私がいまさら書く必要もありませんので、今回は普通以下の「残念」の魅力について考察します。 ※前回の普通について

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          普通力:サラリーマンが幸せになる方法 その50

          これは、サラリーマンが幸せになるために「ありたい自分( being )を軸に持ち、ありたい自分を良好な状態( well-being )にし続けること」について書かれた note です。 「私なんか全然普通です」 こんなセリフよく聞きますよね。これ、全然謙遜になってないと思っています。なぜなら普通って実は凄いんですよ。普通は well-being のど真ん中だと考えています。 そこで今回は「凄い普通」について。 そもそも well-being とは当コラムでは well

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          助けてと言える強さ:サラリーマンが幸せになる方法 その49

          これは、サラリーマンが幸せになるために「ありたい自分( being )を軸に持ち、ありたい自分を良好な状態( well-being )にし続けること」について書かれた note です。 助けて欲しい状況で「助けて」と言える相手はいますか?私は何人か思い浮かびますが、経済的困窮や命にかかわる状況で援助をお願いできる相手は家族くらいだと思います。今回は「助けて」力について考察します。 ギクシャクしたHELP先日、兄が事故で入院しました。他に頼る相手がいないため、私に連絡があり

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          信頼してますか?されてますか?:サラリーマンが幸せになる方法 その48

          これは、サラリーマンが幸せになるために「ありたい自分( being )を軸に持ち、ありたい自分を良好な状態( well-being )にし続けること」について書かれた note です。 前回、心理的安全性と信頼について書きました。その時の気付きは「自己開示すると信頼されるだけじゃなく逆に相手を信頼できるようになる」というものでした。でもこれは信頼とちょっと違うのでは?という考えが浮かんだので、今回信頼をテーマに掘り下げてみます。 信頼と信用信用貯金、信用経済という言葉があ

          信頼してますか?されてますか?:サラリーマンが幸せになる方法 その48

          脆弱性は心理的安全性:サラリーマンが幸せになる方法 その47

          これは、サラリーマンが幸せになるために「ありたい自分( being )を軸に持ち、ありたい自分を良好な状態( well-being )にし続けること」について書かれた note です。 心理的安全性。サラリーマンの世界では、聞かない日は無いくらい流行っていますが、私を含め、実現する方法をちゃんと分かってる人は少ないように思います。そんな中ある要素が非常に強く関連していることに気が付きました。それはヴァルネラビリティ(脆弱性)です。今回は弱さについて考察していきます。 まず

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          心の氷山の奥底で見つけたもの:サラリーマンが幸せになる方法 その46

          これは、サラリーマンが幸せになるために「ありたい自分( being )を軸に持ち、ありたい自分を良好な状態( well-being )にし続けること」について書かれた note です。 深層心理。生きてきた中で徐々に身につけた、または教育や原体験により凝り固まった、表層的な意思や行動を決める無意識の自分。先日、これを掘り進んだ先に「とんでもないもの」を見つけ自分を再発見しました。そして well-being に至った経験を共有します。 ※ かなりパーソナルな内容となってい

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          ほんとうに尊い人:サラリーマンが幸せになる方法 その45

          これは、サラリーマンが幸せになるために「ありたい自分( being )を軸に持ち、ありたい自分を良好な状態( well-being )にし続けること」について書かれた note です。 私は40代男性シスジェンダー(心と体の性が同一)。性的指向はストレートで正社員の既婚子持ち。障害も難病もなく両親のルーツは日本人。現代日本においてどマジョリティとされる側。先日このことを強く意識させられました。そこで well-being の1要素である「社会的に良好」を目指すために、マイノ

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