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ラズパイ5はファンレスケースで使えるか?


概要

Raspberry Pi 5 はアクティブクーラーの使用が前提(公式ドキュメントでは必ずしも必須ではないとのこと)というような情報をよく見かるので検証してみました。

Geekwormのケース

Amazonで金属製ファンレスケースを検索し、価格も手頃(1,999円 2024-02-13時点)だったので購入しました。

周辺チップは通常の放熱パッド、CPUは銅板+グリスでケースに接触させる仕様です。(どちらも商品に付属しています)

電源ボタンにも対応していて、ケース装着後も押せるようになっています。

測定結果

2種類の負荷をかけた状態で、自作Pythonスクリプトで1秒毎にCPU温度を取得したデータをグラフ化にしました。

Geekbench6

室温22°CでGeekbench6を完走した結果。

  • Max 49.60°C

  • Min 34.20°C

電源ON直後のため、Minが低め。
テストとテストの間で、ちゃんとCPU Freqが落ちているのがわかります。

stress -c 4

 室温24°Cで30分間の負荷(CPU100%)をかけ続けた結果。

  • Max 62.80°C

  • Min 39.15°C

左下、CPUコアは4つとも100%

あとがき

最初はファンレスケースで大丈夫かという不安がありましたが、検証結果を見ると大丈夫そうです。

質感も高くコスパの良い商品なのでもう一つ買おうと思ってAmazonをみると既に売り切れでした。残念。


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