概要

CapsLockキーはイイ位置に置かれているにもかかわらず、ほぼ使うことがないという存在。しかも使用頻度の高い Tab と Shift の間にあるため、誤入力が頻発します（すくなくとも自分は）

さらに MS-IME ではCapsLockキーが ON/OFF 切り替えになっているため、誤入力した時のストレスは大きいです。

今回はその邪魔なCapsLockキーを無効、または Ctrl にする方法を紹介します。

PowerToys

PowerToys はMicrosoft純正のWindows機能拡張ツール集。その機能は多岐にわたりますが、今回はその中のひとつ Keyboard Manager を利用します。

PowerToys のインストールは Microsoft  Store から行います。

次に Keyboard Manager を起動し、以下の手順で設定します。

1. 「Keyboard Manager を有効化する」を ON

2. 「キーの再マップ」をクリック

3. VK240 に Disnable を割り当て

重要なポイントは日本語キーボードの場合、CaspLock ではなく VK240 を選択すること。

またこの方法では割り当てたキーが押しっぱなしになる（キーリリースイベントがとれない）ため、Disnable 以外は実用性がありません。

ctrl2cap

ctrl2cap はCapsLockキーにctrlキー化する単純明快なMicrosoft社製のアプリです。（CapsLockキーとCtrlキーの入れ替えではないことに注意）

以下の Microsoft のページからダウンロードします。

インストールは以下の手順で。

1. 管理者権限でコマンドプロンプトを起動
   （PowerShellではダメ）

2. ダウンロードフォルダに移動
   C:\Users\{username}\Downloads\Ctrl2Cap

3. ctrl2cap.exe /install を実行

4. Windows を再起動

元に戻すには ctrl2cap.exe /uninstall でアンインストールすれば OKです。

あとがき

Web 上の情報では色々な方法が散見されますが、この２つの方法が Microsoft 製かつ Windows 11 対応を明記、直接レジストリを触ることもなく安全安心でオススメです。