全く嫉妬しなくてびっくりした話。7年前の僕はびっくりだ。

最近、ガチのイケメンに会った。

モデルと俳優をしているような人で、
映画にも出ていて、
それはそれは凄く整った顔立ちで、カッコよかった。


僕は正直、イケメンは嫌いだ。
だってそれだけで選択肢が広がり人生が有利になると思ってる。
多分死ぬまでずっと、女の子や大人からチヤホヤされると思うし、
インフルエンサーにもなりやすいと思う。

逆に、イケメンだからできなくなって選択肢が狭まることはそんなにないんじゃないかと思っている。


ガチの偏見で逆恨みみたいな気持ちだから、そう思うのかもしれないが、
僕がイケメンに生まれてたらなぁって、中学高校の時に鏡の前で何百回と思ったことだ。


今回出会ったイケメンも、中学の時に出会っていて同じクラスであれば、どれだけ嫉妬して恨んでいたか分からない。頭の血管が破裂するほど嫉妬していたかも。


だけど今回出会った男の子は全然嫌いにならなかった。
むしろ好きなくらいだ。なんでそう思ったんだろう。
理由は多分2つ。


一つは、イケメンの性格が良いから。
もう一つは、僕が大人になれたから。


まずイケメンの性格が憎めなさすぎるんだよ。
周りを盛り上げようとしたり、尖ることなく人に甘えたり、自分の仕事はちゃんとしたり、正直だったり。


謙虚さを忘れていないのが一番印象が良かった。
2つ下だけど凄く尊敬できる、謙虚さと感謝を持ってる人だった。
芸能活動をしていく中で、色んなカッコいい人を見てきたんやろうなぁ。
人を惹きつける魅力があるから、これからも頑張って欲しい。
心から応援してる。何かあればいつでも東京に駆けつけるよ。


イケメンを憎まなかった理由の2つ目は、僕が変わったこと。
もっというと、僕が結構満たされていること。
イケメンは確かにチヤホヤされてモテてたよ。
だけど僕はそんな不特定多数からモテても、あんまり嬉しくないと思えるようになった。


不特定多数よりも、特定の人からの愛が欲しい。


そう思えるようになっていたのは、この3年くらいの成長だ。
昔は不特定多数からの好意が喉から手が出るくらい欲しかった。
それだけが生活の全てて、どうやったら好かれるかしか考えてない時期もあったと思う。


そんな時代から、よう変わったなあ。
やっぱり一人の人と愛を育むのがこの世で一番美しくて綺麗なものだと思うよ。


そう思えたのは、結構今の環境の影響が大きい。
今の環境は、自分の事を承認してくれて、ありのままを愛して気にかけてくれ、理解してくれる環境。


この環境で生きてるからこそ、僕は理想の自分でいられるし、等身大の自分でもいられるから、自己肯定感が徐々に上がっていってる。そして満たされてるんだ。


だからこれ以上人から受け取るものはなくて、
今度は自分が周りに承認と愛を届けていきたい。
そう思えてるのが、イケメンを憎まなかった理由。


もう既に、僕はモテたい人からモテてるんだ。
それだけで十分だ。
知らない誰かにモテるよりも、一緒に居たい人から好かれていて、10年後も遊べる関係がどれだけ幸せか。


イケメンを憎まなかった自分が驚きで、この文章を書いてみた。
周りから貰っているものに気づけて良かった。



いつもありがとう。


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