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「和賀英良」獄中からの手紙(3)   救いと信仰を探して

和賀の獄中で記されたメモには「神」「信仰」「音楽」そして「死と生」への思いが散見される。

そのノートのなかにムスリムの葬儀の際に弔辞として読まれる一文がある。

この文章の中で「神よ、許したまえ」の対象とされる「ここに居るもの」とは和賀英良、つまり自分自身であろう。

しかし「ここにいない者」とはいったい誰をさしているのか?

この殺人事件に深く関与しているが「ここ」つまり刑務所にはいない者

それはいったい誰なのか……

 和賀英良が残したノートより転記 © Ryohei Imanishi

■暗号文は遺書か?

和賀が書いた謎の記号が記された一枚の便せん。
暗号による文章であろうか、あるいは遺書か……
いまだに解読ができていない。

和賀が残した暗号文のようなもの © Ryohei Imanishi

第4話: https://note.com/ryohei_imanishi/n/n92498b9c7dd7

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