見出し画像

僕がお米を売る理由

飲食業に20年ほど足を突っ込んでまして飲食業にはいまだに興味しかないのですが自分が食べることには年々興味がなくなるお年頃です。

#単なる老化じゃねぇか

さて昨日久しぶりにnoteを更新しました。

タイトルにある通り勤めていた会社を辞めたことを書かせて頂いたのですがそれ以上にその勤めていたレストランで使っていたお米を販売することをメインに書かせて頂きました。

1日でかなりの反響を頂きましたのでまずはそのお礼をさせてください。

本当にありがとうございます。

買ってくださる人と支援してくださる人を含めると1日で300キロ近いお米を販売することが出来ました。

たくさんの記事のシェアも本当にありがとうございます。

今回お米を販売するにあたり利益は乗せてますがそこで出た利益はすべてまたお米を買って今回コロナの影響を受けた飲食店などに全て寄付させて頂きます。

本当にたくさんの人が買ってくださりありがたいの一言につきるのですが僕の言葉足らずのとこもあり疑問に思ったから直接ご連絡頂いたりもしました。

そう言ったことも含めいろいろ言っていただけるのはマジでありがたいと思っています。

ここで綺麗事書いても買ってくれる人にも申し訳ないのでちゃんと本当のことを書いていきます。

「農家さんは本当に大変」

今回のお米は世の中に出回ってるお米にしたら決して安いとは言えません。

ネットで探せば丹波篠山産の同クラスのお米はもっと安く買えるとこはいくらでもあります。

お米ってのはだいたいの業者が年単位で契約して販売される難しいものです。僕も最初は安易に考えていたとこはあるのですがよくよく考えてみればお米は1年かけて作るものなのでいきなり欲しいからすぐ用意できるものじゃありません。

農家さんもいいお米を作っても売れる場所がないと作っても1年無駄にするだけなので本当に大変。

しかしいいお米(今回なら丹波篠山産100%特Aコシヒカリ)を作ってもJAなどに持っていけば安く買い取られてしまって、さらには他の兵庫県産地のコシヒカリと混ぜられて安く売られてしまいます。スーパーなどで安く売られてるのはこういった背景があるそうです。

だからお米の農家さんはJAなどを通さずに自分たちで本当にいいお米を売りたいと思っています。ネットなどで安く売られてるのも本当に自分たちでお米を作って販売してるか、委託で頼んでJAなどよりは高く売れるからあの値段で販売してます。でもほとんどの農家さんは売り方を知らない、できないのが現実です。

僕は今回このお米が本当に美味しくて作ってくれている農家さんを応援したくて取引するようにしました。

ただ安く買うならいくらでもあるのは分かってるんですがそれでは農家さんを苦しめるだけです。

安く売買するのが悪いとは思いません。買う人にも売る人にもいろいろと都合があります。

ただ僕は安く売買するだけしか生き残れない道は作りたくありません。

そんなの知ったこっちゃねーよって人がいても仕方ないです。

でも僕はこの値段で届けます。

こんな僕を応援してくれるたくさんの人の負担を減らすため配達もできる限りやります。

今日も明日も配達します。

(いきなり15キロも買ってくれた美里ちゃん。好きです。)

明日は30キロの米袋を持って大阪に配達します。

来週はお米を持って東京にも行きます!いけるとこは全力で行きます!

必ず来年の新米が出るまでに7トン売り切ります!

お米の寄付先も合わせて募集しております。必ずお届けします。

お米のご注文はこちらから↓↓

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?