石井僚一

1989年北海道生まれ。石井は生きている歌会主催。ねじれ双角錐群群員。歌会をやりがち。…

石井僚一

1989年北海道生まれ。石井は生きている歌会主催。ねじれ双角錐群群員。歌会をやりがち。お誘いはshii.ishii.365@gmail.comまで。関東からの交通費が出ればわりあいどこにでも行きます。

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  • いしいりょういちの毎月歌集評

    月1回を目安に歌集評を公開していきます。基本的には第4金曜日の19時に公開。前後編になる場合には第3金曜日と第4金曜日で公開します。 今後の予定:6/28伊舎堂仁『感電しかけた話』(は間に合うかわかりません、ほんとに毎月書けるのかよ)。

  • 短歌ってなんだったんだ日記

    石井僚一の日記です。2024年4月スタート。とりあえず1年間はやります。毎週水曜日に1週間分をまとめて公開。水曜日分は無料部分で読めます。奇特な方は各記事の購入を検討ください。収益は石井は生きている歌会の運営費にあてられます。

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石井僚一プロフィール

概要1989年、北海道生まれ。 北海学園大学人文学部日本文化学科卒業。 歌会主催者。石井僚一短歌賞選考委員。 ishiishii.web.fc2.com 略歴2014年、北海道大学短歌会入会。同年、「父親のような雨に打たれて」(30首)で第57回短歌研究新人賞を受賞。 2017年、北海道大学短歌会退会。 2017年12月、第一歌集『死ぬほど好きだから死なねーよ』(短歌研究社)を刊行。 2019年、短歌の場から離れる。 2020年8月、『目に見えないほどちいさくて命を

    • 岡本真帆『あかるい花束』評――【番外編】「遠い他人の素直さについて」

      この文章は岡本真帆『あかるい花束』評のイントロダクションにあたる短い記事です。自分の歌含めた他の歌を引きながら書いているので、純粋な歌集評ではないため番外編としました。全文無料です。以下、どうぞ。  * * * 岡本真帆『あかるい花束』という歌集を考えるうえで、一つの起点になっているのは上の歌です。「岡本真帆と自分はなんだか他人だな」と感じました。「他人だな」という言い方が大げさなら、「考え方が違うな」くらいでもいいかもしれない。距離をおいてみることで岡本真帆のことが考え

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      • 2024.5.22-5.28短歌ってなんだったんだ日記

        2024.5.22/水、まじで何もしていない。起きる。前日に観た『悪は存在しない』を引きずっている感じが少しある。出勤。だるい。労働も淡々とこなす。早々に帰宅。何かをつくる気力なし。パンを買って帰って食べる。短歌道場in郡上2024の日程が出ているのを確認。疲れて何もできないので、寝る。まじで何もしていない。生活のなかで身の回りのことにひとつも注意を払うことができない状態はだめだろうな、と思う。 2024.5.23/木、この仕事向いてない、表情がない、くだらないものに笑っ

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        • 岡本真帆『あかるい花束』評――【後編】「あかるい花束としての私、風受ける帆としての私、はみだしていく私」

          岡本真帆『あかるい花束』評の後編です。 『あかるい花束』評の前編では岡本真帆の基本的な世界の見え方を確認しました。第一に、世界を綺麗に二分化したがる傾向があるということ。第二に、そのバランスが崩れたときに違和感を覚えやすく、そして場合によってはそのバランスを取ろうとして無理やりに何かを強く言おうとする傾向がある、ということ。そのうえで、その無理やりに何かを言うときのほうが、本音ように見えて歌としての切実さは高そう、というような感じの話をしました。 後編では上記の性質を踏ま

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          2024.5.15-5.21短歌ってなんだったんだ日記

          2024.5.15/水、棒読みで、良いつっこみはその後、何のために。起きる。電車では仕事関係の本を読みながら出勤。後輩と一緒に仕事に入ったり、新人に仕事を委ねたりする。みんながんばっている。みんながんばってくれ。業務後に実技練習。リハビリの仕事なので、実際に患者さんの身体をコントロールする場面があるので、そういう練習をする日が定期的にある。石井は身体を使うのが下手くそなので、そういう事情で定期的に「この仕事、向いてないな」と思うんだけれども、逆に言うとそれゆえに後輩とかに対

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          2024.5.15-5.21短歌ってなんだったんだ日記

          岡本真帆『あかるい花束』評――【前編】「岡本真帆、可分な世界、等価交換の愛」

          『あかるい花束』の歌集評をしていきます。 『あかるい花束』(ナナロク社、2024年)は岡本真帆の第二歌集。 第一歌集は未読のまま読んでます。 今回は、この歌集における、一つの到達点が である、という着地点に向かって書いていきます。 前編では に岡本真帆の強い気持ちがある、というところまで書きます。 * 1.可分な世界を素直に自分に引き受けるということ(ここでも、傘)「傘を差す人と差さない人」の歌について この人のスタンスがよく表れている歌として、上の1首に惹かれ

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          岡本真帆『あかるい花束』評――【前編】「岡本真帆、可分…

          2024.5.16/木、短歌ってなんだったんだ日記+

          五島諭の歌の話をします。 基本は日記なので、歌の話はあんまりありません。 歌の鑑賞について読みたい方は、2のパートだけお読みください。 全文無料で読めます。 1.2024.5.16/木、短歌ってなんだったんだ日記+2024年5月15日発売の「BRUTUS」No.1008は「一行だけで。」と題して、短歌、詩、俳句、川柳、歌詞と様々な言葉が紹介される号になっている。 「がたんごとん」の吉田慎司さんが、石井の歌を紹介してくれているということで、一応確認しに行って、パラパラと立ち

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          2024.5.16/木、短歌ってなんだったんだ日記+

          2024.5.8-5.14短歌ってなんだったんだ日記

          2024.5.8/水、動物が甘噛み、もうお願いされることもない、別の方向の感傷に。起きるが眠い。夜中にお腹が痛くて一度目が覚めてしまったのが一因。お腹が痛くなったのは、昨日のざるラーメンがちょっと生っぽかったせいだと思う。夢を見た。右の太ももを犬かライオンか何らかの動物が甘噛みしていて、自分は寝たふりを続けるというもの。寝ている状態とか場所は現実に依拠しているので、そこそこ現実らしさがあった。仕事は一日いまひとつ。帰宅。晩ご飯に炒飯をつくる。たまに自分でつくる炒飯はうまい。

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          2024.5.8-5.14短歌ってなんだったんだ日記

          2024.5.1-5.7短歌ってなんだったんだ日記

          2024.5.1/水、これは暴力、ぬるっとしたハッピーエンドが現実のよう、生き様そのもの。二度寝して起きる。 岡本真帆『あかるい花束』の歌集評を前半部まで書く。書きながら<待たせてたことばかり君は思い出すかもしれないけど 優しかったよ>の1首で泣く。同時に、読者としてひとつの歌集に過剰に物語を見出して勝手に気持ちよくなっていることに危うさを感じる。これは暴力では? シャワーを浴びて、焼きそばを食べて、家を出る。雨と風が強くて寒い。 ジュスティーヌ・トリエ監督『落下の解

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          2024.5.1-5.7短歌ってなんだったんだ日記

          2024.4.24-4.30短歌ってなんだったんだ日記

          2024.4.24/水、少し凹む、河原で拾ってきた石を売る、ありがとう。起きる。かなり眠い。ユンケル黄帝液を飲む。 めざまし8。園遊会のニュースで横尾忠則の姿を見る。元気そうで良かった。 出勤。歩く。やや暑い。一枚脱ぐ。頭のなかでワンフレーズずっと鳴っているが、誰の曲なのかわからない。 仕事。眠い。 昼休み。眠い。仮眠を要する。 新人を直接指導。仕事をさせると自分よりも明らかに上手にやっている。少し凹む。 後輩が「お土産」と言って沖縄旅行のお菓子をくれる。 業

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          2024.4.24-4.30短歌ってなんだったんだ日記

          2024.4.17-4.23短歌ってなんだったんだ日記

          2024.4.17/水、ずっと眠い、少し恥ずかしい、最高に青春。休み。起きる。前日は夜更かしのため眠い。 『風来のシレン6 とぐろ島探検録』の続き。ゲーム中は眠くない。全クリ 1時から美容室。住んでいるところの1階。カット+パーマ+カラーのフルコース、ずっと眠い。 ローソンで演劇チケット発券(5月のマームとジプシー)。お昼ごはんにかつサンドと菓子パンとロールケーキを買う。家で食べる。お腹いっぱいでロールケーキを残す。 ヒューマントラストシネマ渋谷に『デッドデッドデー

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          2024.4.17-4.23短歌ってなんだったんだ日記