東京大学大学院広域科学専攻相関基礎科学系 平成31年度 第6問 解答

RYOです!

noteを始めた一つの理由が院試の解答を共有すること。その記念すべき一発目です。

実体験としてどの大学院でも

過去問を制する者が院試を制す

ということに尽きると思います。僕自身、いくつかの大学院に申し込み、院試勉強をしたのですが、圧倒的に過去問と向き合っている時間が長かったです。そのおかげで試験を受けたところはすべて合格しています。

試験の全貌などは別の機会に詳しく書きますが、今回は題の通り、
東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻相関基礎科学系」
の第6問の解答を記載しています。

相関基礎科学系は数学・物理など多種多様な科目で受験できますが、化学系の人は恐らく第6~9問の中から3つ選ぶのではないでしょうか?

構成としては第6問が物理化学、第7問が無機化学・分析化学、第8問が有機化学、第9問が総合問題となっています。

物理化学は一見敬遠されがちですが、実は一番お得な科目だと思います。というのも、無機化学や有機化学のように覚える量が膨大ではなく、ポイントとなる部分の公式や考え方をおさえてしまえば解答できるからです。
(勉強が苦手な僕でも2週間の勉強のみで、ほぼ物理化学を完成させることができました。)

ぜひ時間のある今、解けるようになってしまいましょう。

↑ まだ過去問を解く自信がない方、過去問を解くのがもったいないと思っている方、そんな方こそ解くことをおススメします。

過去問はお偉い教授の方々が重要と思っているポイントがまとめられています。つまり、今のうちに傾向をつかんでおくことが大事なんです!傾向が分かれば難しい教科書を丸暗記なんかせずに、効率よく勉強できます。(実証済み)
それに、院試直前に手を付けようとすると終わらないんです・・・。院試直前は願書提出やら何やらで時間がとられますし、何よりも解けないと精神的にまいってしまいます。なので、何度も言いますが今のうちから進めておくことが必勝法です!

↓ ここからは試験内容です。(※試験問題自体は著作権の関係で載せられないので、大学院のサイトで入手してください)

1⃣ 典型的な反応速度論ですね。面倒くさい計算もなく、点数を稼ぎやすい問題だと思います。ただ、(4)なんかは知らないと、思いつくのはなかなか難しいかも。

2⃣ 一見、何の分野?となりそうですが、これも光化学に関する反応速度論ですね。しかし、しっかりと蛍光とりん光の放射過程を理解していないと何も手につかないという恐ろしい問題でもあります。結構所見殺し感がすごいです。

3⃣ 典型的な分光学です。フランク-コンドンの原理に対する理解、ポテンシャルエネルギー曲線の理解が問われています。全体的に計算能力よりも理解力・説明力が必要な問いとなっています。

↓ 以下のPDFが解答とちょっとした解説となっています。(※ 赤本のように丁寧な解説ではありません。あくまでも僕が解く際に考えていることを書き出しています。)数人で解いていますが、自作であるため誤りがあるかもしれません。そこはご了承下さい。

初めての試みということもあり、期間限定で公開中です。周りの受験生に差をつけましょう!

#勉強 #受験 #勉強法 #大学院 #大学院試 #院試 #過去問
#院試過去問 #解答



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?