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IDEA#01 |タイムスリップマシン

nakibo.の早川です。

本日より「アイデアの種」を発信していきます。

記念すべき第一弾。これにするかは少し迷いましたが、気づいたら手が動いていたので発信致します!

既に世の中にある物に何か自分なりに加えると、愛着が湧いてくる。そして、それを持って出かけたくなる。
物とライフスタイルを同時に提案するnokibo.のコンセプトを体現するようなシリーズの第1段です。

nakibo.は、「LIFE ACCENT」をコンセプトとして、日常にアクセントを付けるような 少しユニークで心躍るデザインやライフスタイルを提案しながらモノ作りに取り組んでいくクリエイティブユニットです。

アイデアの種|写ルンです=タイムマシン!?

日付が回ってしまいましたが本日7月1日は写ルンです発売記念日です。

写ルンですは1986年7月1日に発売され今もなお人々に愛されていますが、今回nakibo.では改めて「写ルンですのある生活」と言うものを提案したいと思います。

「今更写ルンです?」と思う人もいるかもしれません。実は「今こそ写ルンです」なのではないかと思うのです。
アイデアの種が形になり始めた2人の対話を見てみましょう!

早川:
今コロナの影響で当たり前のことが当たり前じゃなくなって日常の価値が再認識されているよね。
今の日常を「スマホで撮る」のではなくて「写ルンですで記録していく生活」ってなんか良くないかい?写ルンですカバーを作ってみない?

関目:
どうしてスマホで撮るよりも「写ルンです」で撮る方がいいの?

早川:
写ルンですは数年前に若者の中で再ブレイクしたけど、それはお手軽で且つアナログ感が新鮮だったから。
写ルンです世代の僕等が「今」思う本当の面白さは、非日常な遠足とかに持って行ったあの写ルンですを日常で使うという面白さ。ゆっくりとした時間軸で一枚一枚を「大切」に撮ると、その時の記憶を残したいって気持ちがより強くなる。スマホにはない感覚や時間軸で記録することができるところが良いなと。「フィルムカメラを買えば」という人もいると思うけど「日常」と結びつけるとなると「ポケットに忍ばせていつでも持ち運べる気軽さ」が必要だよね。

関目:
なるほどね。
たしかに、写ルンですで撮った写真ってすぐ現像することより、ある程度時が過ぎてから「あれ?これいつから撮ってたかな?」って思いながら現像をお願いして、写真を見たら撮影した時の事を思い出す。
ある意味ではタイムスリップしたような感覚にもなれるのも良さだよね。

写ルンですにカバーを付けると、どんな日常になるんだろう?

早川:
そう!撮った時の日常を時間を置いて思い出すとこが大事。
今まで写ルンですってワンオフな感じがしていて、本体ごと渡すから一回現像出しちゃうと次を買っていなかった。
「日常」と「写ルンです」を結びつけるならカバーかなと。
現像に出してカバーだけが残るのってなんか寂しいから現像した時に次の写ルンですを買って帰える。
撮るスピードは遅くてもいいから自分と向き合えるこのタイムスリップマシンのある生活が継続するといいなって思いで作りたい。

関目:
わ!パワーワードでた!
「タイムスリップマシン」

早川:
パワーワード言うな!笑
よく考えたら普通はタイムマシンだね。。

関目:
「タイムスリップができるマシンを持ち歩く日常」というライフスタイルを提案してみようか。
まずは写ルンです用のアクセサリーを形にしてみよう!

アイデアの芽|私だけの写ルンです

"中身は入れ替わり表層は時を重ねる
私と写ルンですとの日々はこのカバーが物語る。自分と向き合えるタイムマシンと共に
私だけの写ルンです"

こんなキャッチコピーはどうだろうか?ちょっとクサすぎるか。

さて、写ルンですのある生活を提案する意味は分かってきました。ここからはどんなカバーが良いか具体的なイメージをアイデアに付加することで種から芽を生やしていきます。

・カバーをつけるなら使い手それぞれの個性が出るようにヌメ革を使う?
・形状としては写ルンですを覆いすぎて別物になってしまうのもナンセンス。必要最低限のカバーリングとアクセントに指当てを付けて既存のカバーにはないデザインとする。
・ゆっくりと長く使ってもらいたいモノだから上質な革と丁寧なコバ磨きがされたものにしたい。
etc...

画像2

イメージをプロットしてみるとこんな感じになりました。
写ルンですカバーは既に世の中にいくつかありますがこの微妙な塩梅は他には無い愛着の湧くモノになりそうな予感です!

次回はついにモックアップ制作に移ります。 次の更新をお楽しみに!
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※ この記事はプロジェクトの進捗に合わせて更新されていきます。
※スキの数やサポートの数によって進捗が変わります。

このIDEAが形になったら欲しいなと思った方はコメントをいただけますと幸いです。
また、このIDEAを一緒に作りたいという方はサポートや連絡をいただけますと幸いです。

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nakibo design.
Web: https://www.shirokumahut.com/nakibodesign

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