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強みを発揮したいなら、自分自身に目を向けよう



強みって、なんだろう?


まずは、この「強み」というものについて。

強みって、いったいなんなのでしょうね。


先日、都政新報という新聞に寄稿させて
いただく機会があったのですが、

そこでこのようなことを
私は書きました。

強みってなんだろう?
強みと聞くと、なにかを手に入れていくものというイメージを持つ人が多いかもしれません。資格を手に入れたとか、この道一筋○○年の実績を手に入れたといったものですね。
たしかに、資格や実績は他人から見て分かりやすいものです。しかし、それは本当に強みなのでしょうか。


みなさんは、どう思われますか?



この記事では、続けて
ストレングスファインダーを開発した
ギャラップ社の調査について触れました。

強みの分析ツール「ストレングスファインダー®️」を開発したギャラップ社では、過去30年に渡って世界中の様々な分野の成功者・ハイパフォーマー200万人を対象に、強みを見つけるための調査を行いました。
その結果、強みとは、新しい「何か」を獲得して装着していくものではなく、元々自分が持っている行動力や思考力、感情の力といった「自分らしさ」を磨き育てることなのだということを突き止めたのです。



いかがでしょうか。


つまり、

資格などを獲得して、
自分の外側に装着してくような、

まるで鎧や武器を装着していくような
ものを強みと考えるのではなく、

はじめから自分の内面に持っている、
人とは違う自分らしさ、
それこそが強みだということなのです。


スポーツをする上で
体幹をしっかり鍛えると、
どの競技でも対応できる力を
身につけることができます。

同じように、
自分の内面をちゃんと鍛えることで、
どの仕事であっても
高いパフォーマンスを
発揮することができるようになる。

この、体幹こそが
強み
です。


資格だけ持っていても、
それを活かせる自分でなければ
強みになり得ませんしね。

体幹が弱いままに
重たい鎧を被っても、
右に左によろよろしてしまいます。


体幹をしっかり鍛えてから、
必要なら鎧を揃えていけばいい。


だから、強みを磨くとは、

自分らしさを磨くことなのです。


そのためには、

自分自身に目を向けていく
必要があります。


自分が無自覚にやっていること、
気にしていること、
大切にしていることに
気づくのって、
意外と難しい…。

他人のことはよく見えるのに、
自分のこととなると、
さっぱり見えなくなってしまう
ものです。


だから
ストレングスファインダーのような
ツールを活用したり、

コーチをつけて
しっかり自分に向き合う時間を
創り出したりして
気づいていくこと、見つけていくことに
トライしている人たちがどんどん
増えているのです。



組織が人を面倒みてくれる時代では
なくなってから、だいぶ経ちます。

今は自分の足で立っていかないと
ならない時代。

厳しい時代ですね。


10年前だったら、

「自分の強みだなんて、
そんな甘っちょろいこと言ってないで
とにかく目の前の仕事に
全力で取り組め!」

とか、

「え、なに言っているの?
いつからそんな意識高い系に
なっちゃったの?」

なんて言葉が
私の周りでもふつうに
飛び交っていましたが、

時は確実に流れています。


忙しいからと
つい後回しにしてしまう
自分のこと。

今の時代は
特に大事になっています。


あなたも、自分の強みを見つけて
伸ばしていきませんか?





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