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(予告)アドラーフェスト発表内容

昨日のnoteに、来週(03/13)にアドラーフェストがあり、そこで発表をします、ということを書きました。今日は、一日中、発表用のスライドを作っていました。

また、noteの最後に「無料ですのでよろしかったらご参加ください」と書きました。しかし、初めての人には、なんだかよくわからない集まりだと思います。今日は、私の発表について少しだけ予告をします

アドラー心理学との出会い

私が、障がいのある人の支援にアドラー心理学が有効だ、アドラー心理学をベースとした支援を実践しようと決心した理由が2つあります。

一つは、福祉制度の考え方が180度変わったということです。以前は、行政主体のサービスでした。それが利用者主体のサービスに変わりました。助けてあげるというタテの関係から、寄り添って支えるというヨコの関係に変わりました。このタテの関係からヨコ関係という制度の変遷をアドラー心理学で体系的に説明することができます

そしてもう一つの理由は、私に大きな転換期があったことです。そこについての説明が、今回の発表の主題の一つになります。

アドラー心理学の応用

私は、障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営しています。法人の事業所でアドラー心理学を基本とした支援を実施しようとしました。しかし、反発がたくさんありました。その中でも良い方向に向いて行くできごともありました。そのおかげで、新しく相談支援事業所を立ち上げることができました

新しく立ち上げた相談支援事業所では、アドラー心理学の技法を応用したアセスメントを標準にしました。また、そこでは支援者のスーパービジョンにアドラー心理学の考え方を取り入れました

私たちの事業所は少人数の事業所です。そこで行政の指針通りのスーパービジョンを実施することは不可能です。しかし、アドラー心理学を使って、セルフスーパービジョングループスーパービジョンを展開することができます。

障がいのある人の支援場面でアドラー心理学を導入しようとしたとき、どんな反発があったのか、良い方向に向かったのはどんなできごとか、また、アドラー心理学を応用したアセスメントやスーパービジョンとは何か、そこが主題の二つ目です

普通の暮らしを幸せにする

私は、福祉は専門的ではなく大衆的でなければいけないと考えています。敷居を高くしてかかわれる人が限られるより、誰もが簡単にかかわれるようにしなければいけません。その点からもアドラー心理学の応用は有効的ではないかと思います。

私たち支援者の仕事は、利用者の普通の暮らしを幸せにする手伝いです。その一端をお伝えできるようがんばります。3月13日、アドラーフェスト、よろしかったらご参加ください。詳しくは以下のサイトに書かれていますのでご覧ください。



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