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私の目指すもの(アドラー心理学実践講座 第8回目より) ①

10月03日(木)から早稲田大学のエクステンションセンター中野校で向後千春先生の「アドラー心理学実践講座」が始まりました。今回もそこで学んだことを障がいのある方への支援場面でどのように活用できるか実践報告を交えて考えていきます。

11月21日、第8回目のテーマは「ライフタスクから自分のゴールを知る」でした。今回はワークをとおして生きる意味を考えるようなそんな回でした。楽しかったこの講座もこの回で終了です。最後にふさわしい内容でした。なぜ、アドラー心理学を学ぶのか、幸せになるためにどうするか、そんなことを考えました。

今回は「ライフタスク」中心に講義がありました。アドラー心理学ではまず、3つのライフタスクがあげられています。
 1.仕事のタスク
 2.交友のタスク
 3.愛のタスク
この3つがこの世界で生きていくための課題です。またこの課題はすべて対人関係です。

そのほかに2つのタスクが追加されました。
 1.自己との調和
 2.世界との調和
これはこの世界で生きていることの意味を追求するものであると説明がありました。

自己との調和とは、自分自身との付き合い方です。今回の8回の講座はワークがたくさんありました。ワークはすべて自分を客観的に見るためのワークでした。ワークをすることで、自分の内面をカタチにしました。自分のことは自分が一番良く知っていると誰もがそう思います。しかし、本当は良く知っているではなく、なんとなく知っているだけだったということがわかりました。

8回目のワークについて説明します。今回は、「楽しい/やりがいのあるタスク」と「つらい/無意味なタスク」を書き出し、さらにそこから自分の目指していること避けたいことを推量するというものでした。

私の仕事は障がいのある人たちの支援とその事業所の経営です。講義が始まる前にテキストに目をとおしました。そのときそのワークを見て瞬時に思ったことは、やりがいのあるタスクは現場で直接支援、無意味なタスクは事務仕事、というありきたりなものでした。しかし、講義の中で、またグループワークの中で得た私の目指すゴール、避けたいことはそこではありませんでした。その目指すゴールは私の幼少期から現在までしっかりつながる、壮大なものでした。

帰り道、中野までの道すがら、私の目指すゴールを思い出してはにやけてしまいました。(つづく)

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