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失って初めて気づく大切なもの。(と手にしたもの)

彼女と別れて2ヶ月が過ぎました。今日5月23日は彼女の誕生日。

「本当に大切なものは、失って初めて気づくもの」とはよく言ったもので。

付き合えていたことへの感謝、自分や周りへ与えていた良い影響など、溢れる想いは時間の経過とともに増してきます。約3年間のお付き合いの中で共有した思い出もひとつやふたつではないわけなので。

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最初の出会いは、恥ずかしながら合コンです。8年ほど孤独な生活をしているという前情報だけを聞いて初対面。なぜ相手が見つからないのかわからないほど素敵な方だと思ったのが第一印象でした。

その頃は僕自身もフリーな身。そろそろひとりの時間に飽きてきていた時期だったので、周りから「お前らお似合いだぞ!」と煽てられ、あれよあれよとお付き合いする運びになったのでした。

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決して相性が良かったとは言えません。お互いにお互いの良さを引き出せてないような、そんな違和感をずっと抱えながらお付き合いしていました。振り返ってみれば、その違和感の溝をなんとか埋めようと試行錯誤をした3年間だったように思います。

その溝は最後まで埋めることは出来ず。さらに、2年目の途中からは僕の方が他の女性に気持ちを寄せるようになり、最終的に僕からお別れを告げました。

あの決断は正しかったのか。もしかしたら、僕の男としての器量不足だったのか。無理をしてでも繋ぎとめておくべきだったのか。

時間がたてば経つほど、失ったものの大きさに気づかされています。

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僕が別れを告げてから、彼女の元には何人かの男が言い寄っていると聞きました。

無駄な詮索はしないようにしてるので、進展しているのかどうか、僕にはさっぱりわかりません。

ただ、彼女のポテンシャルはこんなものじゃないと僕自身が一番信じてます。そしてそのポテンシャルを最大限に引き出せる相手はきっといる。

彼女がしっかり幸せになることを、遠くから密かに応援するつもりでいます。

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でも、大切なものを失ったからこそ、手にしたものもあります。

そのひとつは「時間」。今まで彼女のために使っていた時間を、今は自分のために使えるようになりました。3年のブランクの影響で自分の時間の使い方を思い出すまでに時間がかかってますが、ようやく慣れ始め、充実してきています。

そしてその時間を使い、再び同じ過ちを繰り返さないように恋愛の勉強を始めました。

世の中の先輩方々がどのように女性と向き合い続けているのか。次の恋愛をするときにブレない軸を持てているために、たくさん話を聞いて、いっぱいいっぱい考えたいと思いっています。

この記事は、そのための旅に出発したバスの中で書いてます。人生という名の旅は終わらない。

(注)今年の3月に閉店を決断した「Book Cafe ホンバコ」への想いを書いた記事です。実在の女性との話ではないのでご注意ください。

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