我が子の不登校 振り返ります #11

ryokkoです。
2人の息子の母さんです。
中1の秋から、完全不登校になった息子のことを、振り返っています。

もう6年前の話し。
当時のワタシの気持ちや行動に、ツッコミながら?それとも、あ、分かる!
どちらでも、何かのヒントになったら嬉しいです。

行かない理由

学校に行かなくなって、日に日に元気が無くなる息子。
お昼ご飯は、ワタシが仕事場から戻り、一緒に食べたり、食べなかったり。

よくヒルナンデス見てたなぁ…

最初の頃は、お昼までには起きていた息子。

やっぱり、学校に行ってなくても、みんなと同じようにさ、勉強もした方が良いんじゃない?
中間テストも受けてないし…
時間割見て、教科書開いてみたら?

そんなこと言われて勉強します?
ワタシだったら、絶対やらないな…

でも、
自分の子には言ってたんだ…

ワタシが仕事から帰宅すると、今日は何を勉強したのかか、時々報告してくれることもありました。

今思い出しても酷い母さんだな、と思うのは、

私がイライラするのを見たくないから、家でもちゃんとしなきゃ、って最初は思っていたんだろうな、と。

学校を休んでいる、という後ろめたい気持ちも抱えて、家族にも気をつかって。

ある夜、

学校に行かなくなった理由、先生に言った?

と息子に聞かれたので、

うん、伝えたよ
部活が原因だと思うって…


オレ、病気だったら良いのに
病気で入院していることにしてくれない?

そんなことを言ってました

今思えば、まだこの時は学校に戻りたい気持ち、あったのかも知れません

ワタシは、どう答えたのかあまり覚えていないのですが、病気だったら休んでいても仕方ないよね、と同級生や先輩に思われたかったのかも。

学校を休む日々が続いて、だんだんと、ワタシとの会話も少なくなっていきました

家族のみんなが出かけてから起きて、昼間はほぼゲーム、みんなが帰って来る前に自分の部屋にこもることが増えてきました。

毎日、担任の先生からの電話で、今日の様子を聞かれます。
先生も、忙しい業務のスキマに、わざわざ電話してきてくれて、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
家での様子ね…

ずっとゲームしてました

布団から出てきませんでした

ご飯は食べてるみたいです

ほぼこれしか言えなくて。
電話をくれた先生に謝ってばかりでした。

学校に行かなくなった原因とか理由、やっぱり気になりますよね。
この時は、部活が全ての原因だと思っていました。
部活の顧問が担任だったので、息子は余計に顔を合わせるのが嫌だったんだろうな…
時々、放課後に家庭訪問に来てくれていましたが、もちろん面会拒否。
ワタシが玄関で対応していました。
プリントを届けてくれる友達にも、絶対に会おうとしませんでした。

とにかく誰にも会わないように、息をひそめて自分の部屋に閉じこもっていました。

不登校で引きこもりになると、この先ずっと引きこもってしまう大人になりますよ。
だから、外に散歩に連れて行きましょう。

私の学校には、不登校だった子ども達がたくさん通っていて、みんなイキイキと過ごしています

こんな謳い文句がが、モヤモヤしているワタシの心をますますざわざわさせました。

お母さんがいつも明るくしていれば、子どもの元気がチャージされる

みたいな言葉もキツかったなー

もうね、全ての情報がキツかったです。
それでも、不登校の解決方法、というネットの検索を止めることが出来ませんでした。

11月のある日、中3の兄と高校見学に行きました。その学校の校長先生が、説明会の挨拶で、

『今もし中学校で、いじめや不登校で苦しんでいる生徒がいたら、相談してください。必ず助けます!』

はぁ…なんて良い学校だろう。
まだ中1だからな…でも、この高校なら選択肢にいれても良いかもな。
と勝手に一喜一憂してました。

ま、結局ここは兄弟とも行かなかったんですけどね。(自宅から思いのほか、遠かったのです)

ワタシの経験のように、お子さんの不登校で悩んでいる誰かの、相談窓口になるために準備中です。
誰かに話しをすると、悩みが整理されたり、心が少しだけ軽くなりますよね。
そんな場所を作りたいな、と思っています。

読んでいただき、ありがとうございました。

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