我が子の不登校 振り返ります #19

ryokkoです。
2人の息子の母さんです。
中1の秋から、完全不登校になった息子のことを、振り返っています。

今日、息子の大学の入学式でした。
スーツを着て、名前を呼ばれる息子。
なんだか夢のような1日でした。

幼稚園時代

ワタシは10年以上、幼稚園から小学生くらいの子に、ピアノを教えています。

とにかく、楽しんでくれたら良いな、とか、30分座って集中してもしなくても、来るだけでまずは100点だよ、とか。

よその子にはとても優しく出来るのに、自分の子にはなかなか出来なかったんですよね…
なんでかなぁ…

ワタシは、周りの人が、自分の子に対してどう思っているか、すごく気にしていました。

幼稚園時代、うちの息子たちは、なかなか優秀?な良い子でした。でも、この時代の良い子って、幼稚園の先生を困らせない、とか、お出かけしても大人に怒られない、とか。

で、そんな評価を、お母さんがしっかりしているから、とか、良い子に育ててるね、とか。そんな言葉を受け取って、なんだかちょっと嬉しかったです。

長男はマイペースで、幼稚園の先生の話しも、なんだか上の空で聞くタイプ。
でも、あんまり先生を困らせたり、ケンカでお友達にケガをさせてり、というタイプではありませんでした。

次男は、幼稚園入園前のプレクラスから、先生の言うことをしっかり聞く子。
それまでは、ものすごい人見知りで、絶対泣くだろうと思っていた幼稚園も、すんなり登園して。お友達もたくさんいましたが、ちょっかいを出されるのが苦手でした。

二人とも同じ幼稚園に通っていたのですが、ここは運動会にチカラを入れていて、年長さんは組体操や鼓笛隊を厳しく指導されます。
長男は、たくさんの子が一緒にやるパートでしたか、次男は大太鼓…指揮者の次に重要なパートでした。選ばれたことは、嬉しかったけど、この時の次男は、幼稚園に行きたくない、というくらいナイーブになっていました。

あぁ、そういえばワタシも、自分が怒られるのは嫌いでした。人が怒られているのを見るのも苦手で、まるで自分が怒られているような気持ちになってしまうのです。

次男もワタシと同じでした。
幼稚園の運動会の練習、自分は一生懸命やっていても、みんなが怒られることに、心を痛めていたのでしょう。
そりゃ、しんどいですよねぇ…

お兄ちゃんが通っていたから、弟も。
同じ幼稚園に通ったこと、良い面も良くなかった面も、もちろんありましたね。

幼稚園くらいの子ども達に、厳しく指導すること、って難しいんだなぁ…

後に思ったことです。
もちろん、息子たちの幼稚園は厳しく、優しく、楽しく、それはもう絶妙なご指導でした。
たくさんの子ども達がいるんですもの、合わない子だっていますよね。

幼稚園時代の経験が、どのくらい不登校や引きこもりにつながるかは、全く分かりません。
でも、真面目に一生懸命やる子と、そうでない子をひとくくりにして指導する、ということが、どれだけ難しいことか、ということはとても考えさせられます。

先生方、本当にお疲れ様です…

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

#不登校
#幼稚園時代
#不登校の親
#引きこもり


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