我が子の不登校 振り返ります #23

ryokkoです。
2人の息子の母さんです。
不登校になった次男のことを振り返っています。
今から6年前、中学1年の秋に学校に行かなくなりました。
息子が不登校になったことを、全然受け入れることが出来ず、モヤモヤ、イライラ。息子との関係は悪化するばかり・・・

昔のワタシと同じ状況にあるかもしれない、お母さんに(お母さん限定ではありませんが!)、なにかヒントが届いてほしいと思って、書き始めました。

学校を休む=悪いこと

昭和の小中学生だったワタシは、そう教えられて育ちました。
40年以上前のこととはいえ、なかなか染み付いて離れない思考でした。
皆勤賞(1年間とか、6年間1日も休まなかった)で、賞状がもらえる時代でしたね。
ちなみに、ワタシは一度ももらったことありません。

そんなワタシ、子ども達が小さい時、旅行に行くから学校を休ませる、とママ友達から聞いただけで、

え?信じられない!と心の中で思ってしまうくらい、ガチガチの思考の持ち主でした。

今は、

家族揃って旅行に行けることなんて、今しか無いから休んで休んで!

って、思っちゃいます。

旅行じゃないにしても…

お子さんが学校を休みたいと言ったら、まずは一度、休ませてあげて良いんじゃないかな、と思っています。


アニメと漫画


休んで引きこもっていた当時、とにかくゲームばかりしていた日々でしたが、息子は漫画も相当読んでいました。
もともと、読書が好きで、小説などもたくさん読んでいた次男。
我が家は、夫も長男もワタシも、そこそこ漫画を読んでいたので、特に次男が読みたいと言われた漫画は、すぐに購入していました。

そして、次男が読み終わった後に、みんなで読んで、どうだったか感想を言う、そんなことを時々していました。
長男も、新しい漫画を学校の帰りに買ってきてくれたり。
そこから、またその漫画を集める、おかげで家の本棚が漫画でいっぱいになりました。

ゲームや漫画を読むことと平行して、他のアニメも相当見ていました。
いや、見る時間たくさんありますもんね。
勉強も全くしていなかったですし。

でも、息子に勧められたアニメをワタシもたくさん見て、一緒に感動して泣いたりして。


中2になってからは、次第に学校の話題を、出さなくなりました。
制服やジャージ、カバンなど、息子から一切見えないところに隠しました。


中3になった春に、一つだけ質問しました。

高校生になりたい?

と聞いてみました。


中卒は嫌だ

と次男。


どんな手段を使っても高校生にはなれること
そして、選択肢として、通信制高校があること

を伝えました。

そして、もう一つ。

これから1日も中学校に行かなくても、卒業出来るからね。


ワタシが、この言葉を言うのが、もっと早かったら、次男は家で過ごす日々が、もう少し気楽だったのかもしれません。

実際、ワタシにはこの発想がありませんでした。
いや、出来るんですよ、卒業。
実際、うちの子は、中2、中3と、1回も通学していませんが、ちゃんと卒業証書もらいました。

でも、この言葉が出るようになったのは、読みあさった本やスクールカウンセラーさんとの面談のおかげかなぁ…

今が辛いお母さん、誰かに話せますか?
もし、誰かに話せなくても、とにかく自分のことを労ってくださいね。

こっそり美味しいスイーツ食べるでも、散歩に出るでも、好きなテレビ番組見るでも。なんなら、趣味に没頭する時間を作るでも何でも良いんです。
ゆっくりお布団で眠る、なんて最高ですけどね。

お子さんから少しだけ離れて、自分を大事にする時間を少しでも持ってみてくださいね。

次男、通信制高校から、大学に入学して、ゆるーくアニメ同好会に入って、先輩や友達との交流が始まったようです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

#不登校
#中学生の不登校


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