見出し画像

聞かれてないけど彼の良いところ

さてと…いちばん嫌な仕事が今月も月初にやってきたから、現実逃避に聞かれてもいない彼氏のいいところでも書くか…。

わたしの彼の良いところは、「良い感じのタイミングで他責にするようにしていること」だ。仕事に限ってかもしれないが、わたしにとっては人生を変えてしまいかねない一言になり、記憶に残る言葉になった。

わたしの母、通称としこは正義感あふれまっとうに生き、まず自らが変わっていこうと思う、そんな生き方をしようとしている。(ように思われる。本人には聞いてないけど。)
その姿を通して、かっけ〜と思い、人のせいにしないとか、陰口言わないとか、謙虚に生きるとかそういうワードを自分も大切に生きてきた。
さっき言ったところであえて対比させるならいつも自責している。(ように思われる。) 努めて自らが変わり、それを通して相手の見え方を変えていっていたように思う。

わたしも今まではそうなりたいと強く思っていた。し、別に今でもその考え方が間違っているとは思わない。できればそれを極めたい人生だ。
だって、相手に変わってもらおうとずっと思っているだけの人生は、いくら長生きしてもいつまでも満足に思えることなんて少ないと思うから。きっと自分が変わった方が早いし、たのしいと思っている。人生PDCA回してなんぼ。※これは人それぞれ。

でも彼と出会って、彼は自分の心のためにあえて他責にしてダイレクトにダメージを当てない、「こうかはばつぐんだ」状態にしないようにするのも大切で、それは悪いことではないよ。と教えてくれた。
いわば「こうかはいまひとつのようだ」状態に錯覚させるのがうまい。
もちろん肝心なところは他責にするわけではないので、完全に人任せだったり、人のせいにしているわけではない。
それって強いな、と思った。今よりも気持ちが数段軽くなるな、と思えた。

嫌なことがあると面と向かって自分自身にこれは自分のせい!!!!と傷ついた心にさらにえぐってストイックに生きようとしていたものの、「そんなことできない!自分かわいすぎる!!守ってあげたい!!!でも!!!だめなんだわたしったら!!!!」とどっちつかずのどうしようもない自分に、一筋の光が見えたような、やさしいしみしみ大根みたいな人が彼ってわけ。
「それでもいいんだよ、辛いときは人のせいにして逃げたって良い、また間違わないようにすれば良いよ」、それってやさしい考えだな〜と思った。

その他責の矛先が自分だったら話は違うんだろうけど笑、
でも今はその一言で仕事で救われているなあ、という話。

この記事が参加している募集

スキしてみて

最近の学び

ありがとうございます!!グッズたくさんつくります!