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除草を楽しむ。

すっかり春本番となり、若葉が萌え、優しい緑が溢れる季節になりました。

そうなると、雑草も勢いを増してきます。これからは草との戦いが始まりますね。
気温が上がり、取り除いても取り除いても生えてくる草たちは、本当に厄介な存在です。

私は、物の見方を変えることで、物事の意味や価値が変わると考えています。除草作業も、見方を変えて楽しみに変えてみてはどうでしょうか。

まず、お風呂に水を溜めておきます。暑い中での除草作業は、汗だくになりながら一心不乱になれるので、心を無にして作業すると気持ちが良いものです。水分補給と帽子は忘れずに。
30分ほど除草をすると、意外と庭の草取りが進んでいるものです。無理に作業を終わらせようとせず、時間を区切って行いましょう。
その後、火照った体を冷ますために水風呂に入ると、サウナのような効果が得られ、すっきりします。
大変だと思わず、整えるために除草をするのです。目的を変えると、除草もしやすくなります。

庭いじりに興味がある方には、あえて雑草をいくつか残してみることをお勧めします。
花を買って植えるのではなく、雑草を自分なりのバランスで残してみてください。そうすると、花を植えた庭のようにバランスが取れてきます。
例えば、セイタカアワダチソウはとても可愛らしい花を咲かせます。わざと残した雑草がどんな花や実をつけるのか観察すると、愛着が湧いてきます。

視点を変えると、新しい価値を生み出すことができます。今回は除草を例に挙げましたが、普段の風景も視点を少し変えるだけで新鮮なものに変わります。
音も、様々な音が世界を満たしています。何気ない鳥の声から美しい野鳥を発見できたり、香りも様々な香りで満ち溢れています。
どこかの庭で咲いている花に気づくこともできます。


視点を変えることに慣れれば、様々なものに対して優しくなれると思います。