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100日後に年越すオレ 51日目「いろはエッセイ、始めます」

昨日11月12日が今年の残り50日。つまり年越しカウントダウン(100日目が元旦)であるこの企画でいくと残り50回となりました。とはいえ前半戦はほぼ投稿出来ていませんが💦

その反省を踏まえて、今日から残りちょうど50回。毎日お送りしたいと思います。せっかく毎日やるなら”五十音”でやろうかなと思ったんですが(最近久々にラジオ「放送室」を聞き直していることの影響もありますが)、それもベタだなと思い、「じゃあしりとりでやる?」と中島らも師の「しりとりエッセイ」のパクリをしようかとも思いましたがそれもそれ。というわけで”いろは順”で始めたいと思います。明日からいろは順で48回やって、ちょうど年末にいろはが完成。そんで年始に一回書けばちょうど50回!ですね。

というわけで明日からスタートする前に、そもそもの”いろは順”について書いてみたいと思います。

”いろは順”とは、「いろは歌」を元にしていて、中世あたりの日本で順番付けや辞書などに使われた順序のこと。戦前まではいろは順が主流でした。今では少なくとも順番として使われることは少なく、ノウハウや初歩のことを指す言葉として”物事のいろは”といった使われ方がメインかもしれません。

そんないろは順の元となった「いろは歌」を改めて触れてみると、同じ文字を重複せずに意味の通じる歌にしたという凄さに気付きます。1000年も前の日本で誰かが作ったこの歌は凄いですよね~。

ちなみに昔は平仮名はなかったので、万葉仮名で書かれていたようです。万葉仮名で書くとこんな感じ。途中の”つ”を表す漢字は”川”であるとする説と”門”であるという説があったりします。そして元々は四十七文字ですが、最後に”京”をつけて四十八文字としたということのようですね。現代では京の代わりに”ん”を使っているようですが。

以呂波仁保部止 知利奴留遠
和加与太礼曽 川(門)弥奈良武
宇為乃於久也末 計不己衣天
安左幾由女美之 恵比毛世寸

これを平仮名にして、かつ意味が分かるように感じにすると・・・

いろはにほへと ちりぬるを  色は匂へど 散りぬるを
わかよたれそ つねならむ   我が世誰ぞ 常ならむ
うゐのおくやま けふこえて  有為の奥山 今日越えて
あさきゆめみし ゑひもせす  浅き夢見じ 酔ひもせず

となるわけですが、実は今でもこの解釈は分かれていて、確定版が決まっていないというのが凄いところ。多くは仏教的な”諸行無常”の解釈がなされていたりしますが、あれだけ使われてきた”いろは”であっても、そんな謎があるというのもロマンを感じますよね~。

しかし”あいうえお”を無理やり意味を持たせるとどうなるんだろう、と考えてみましたが、”くけこ”あたりで既に限界が来ます(苦笑)

あいうえお=愛飢え於
かきくけこ=下記久家子??💦

まあ、なかなか無理ですね。

さて、そんな戯言は終わりにして、明日より”いろは順”での48回エッセイ、どうぞお楽しみに。そして頑張ります~。

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