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聴覚過敏の煩わしさ

私は一部の感覚に非常に過敏でして、特に聴覚や光に対して強い過敏を持っております
これはASDの特性の一つで、集中できない・眠れない原因を作っています

他にもいろんな過敏がありますが、今回は聴覚過敏について書いていきます

聴覚過敏とは

りたりこ仕事ナビさんより引用します

聴覚過敏とは感覚過敏のひとつで、周囲の音が激しい苦痛や不快感を伴って聞こえる状態を指します。現時点で明確な定義はなく専門家によって定義はさまざまです。
てんかんや顔面神経麻痺など他の病気や不安や抑うつ、疲労などの心理的な要因などで年齢を経て現れることがあります。一般的に、発達障害のある人に合併する場合が多いようです。
世界的に精神疾患の診断基準として用いられているアメリカ精神医学会の『DSM』(『精神疾患の診断・統計マニュアル』)では、発達障害の自閉スペクトラム症の特性のひとつに、聴覚過敏が挙げられていますが、発達障害のある人に必ずしも聴覚過敏があるわけではありません。

難しいのが、「人により何に対しての音に敏感なのかが異なる」「他人には分かりにくい部分」です
例えば、子供の泣き声が気にならない人もいれば、体調にも表れてしまうくらいしんどさを表す人もいます

私的にしんどい「騒音」を書いていきます

・機械などの稼働音(モーターなど)
・人の大きな声、特に笑い声など。例に挙げた子供の泣き声はそこまで気にならなりません

細かい音に敏感であり、寝ている時にすら目覚めてしまうことがしばしあります

特に影響が出る場面が仕事など集中する必要がある作業、寝る時です

どういう影響?

まずは、人の話が聞き取るのが困難になることです
静かな箇所では特に問題なく聞き取れるのですが、人が多い場所になると他の雑音に遮られて話が聞き取れなくなります
これは特に現場作業や街中など多くの人がいる、作業者やモーターなどの駆動音が大きい部分だと顕著に表れます

また、作業効率も落ちて集中力が散漫になることがあります
静かなオフィスでも、例えば横で工事をしていたりするとそれだけでほとんど作業できなくなります・・・

あとは眠れなくなる、または変な時間に目覚めてしまうことがあります
眠りに就く前に考え事をしてしまうことが多く、眠りの妨げになります
ある種、寝ることに集中するという考えなのかな、と思うのですが騒音が聞こえたりするとそれだけで眠れなくなります
私は、iPadにYoutubeなどの動画を流して、いわゆる寝落ちに近いような感じで就寝します。安眠用の動画は効果が薄く、何度も見たような動画・解説をしているような動画の方がよく眠れる変な体質だったりしますw
なので、電車やバスではほとんど眠れません。もっと言えばホテルでもほとんど寝れないことも珍しくありません

こちらの話になりますが、今住んでいる家の隣人が深夜遅くまで笑い声が聞こえることがあります
私が住んでからしばらくしてから引っ越ししてきた人です。寝不足の日が続いたので結局オーナー・・・ではなく賃貸住宅の会社の方に対応してもらいました(のはずが、まだ時々うるさかったりします)
こういったこともあり、私が賃貸で選ぶ場合は角部屋に絞っております

まとめ

ASDのコミュニケーション能力が低い問題をさらに助長させているのがこの聴覚過敏かなって思っています
また、生活に支障が出る場合もあるので、大きな悩みの一つでもあったりします

仕事を行う上では間違いなく会社先に伝えて、極力うるさくない環境を作ってもらう、そういったうるさい環境での作業は極力避けてもらう、あるいは耳栓の許可をもらう等、対策をするのが一番の解決策となるかと思います
仕事をする上でこういった障壁を無くす(=バリアフリー化)ことは恥ずかしいものでも何でもありません。労働者の権利ですので堂々と声を挙げることが大事だと思います!

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