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とある、ぼくの話。

ぼくは、ここにいて。

朝起きて、
顔を洗って、
靴紐を結んで、
一歩踏み出して、

ふと、空を見上げた。

踏み出した先で
ワルツを踊るのか。
とぼとぼ、ゾンビになるか。
ジャンプで進もうとして、
陸上選手気分のはずがキョンシーになってるか。
はたまた、野を駆け回る無邪気な子どもとなるのか。

預言者じゃないからこの行方なんてわからないけど。
見えない星達が応援してる気がした。

だれかと繋がってる気がした。

ぼくは、ここにいて。
ここは、空がきれいで。

それだけなのに。
なんでだろう、嬉しくてたまらないんだ。

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あとがき。

音速は秒速300mくらいだったかな。
もし、宇宙に空気があって音が伝わるのなら。
星が消えゆく音はどんな音なんだろう。
空を見上げて頑張ろうと思えるのは星たちの必死な声に勇気づけられるからなのかな。
って考えて、書きました。

変だね

taiin様の素敵な猫のお写真をお借りしました。
子猫の背中と大空のバランスというかなんというか、上手く言葉に出来ないけれど目が離せず、お借りしました。

ありゅば


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