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前十字靭帯再建手術レポート 1

1/12(金)

12:55ごろ看護師さん迎えくる
不安の中病室から出る 妻が手を振る

地下一階行く
手術室の自動ドアの中にM先生、A先生、看護師さん2人いる。打ち合わせ通り。

最終確認。名前、生年月日、治療箇所。右膝に確認用テープ貼る。奥へ案内される。2から3人の先生?いる。
1人は研修医か?とても不安。お互いに。

手術室は3号室。全体的に広い。廊下も。
こんな場所あったのかとダンジョン感。

中には様々器具。たぶん麻酔医先生1人。
医療ドラマさながらだがリアリティはない。

細いベッドに横になる。
上半身脱ぐ。かけられたピンクタオルが暖かい。上むき寝る。心電図?マーカーとかつける。緊張やばすぎる。ただ、緊張感隠さないことにする。
たびたび声かけてくれる。ありがたい。

横になるよういわれる。いよいよ硬膜外麻酔。背中丸める。消毒液塗りたくられる。
冷たい。局所麻酔針チクリとする。
昼の採血よりマシかも。すぐにドレーン?が入ってくる。感覚わからない。背中でなにやってんのか分からない。
途中左腰が痛む。下の方。理由不明だけど一旦抜く。また入れる。今度は大丈夫。

足が暖かくなると言われる。 
冷たくなったり、暖かくなったり、緊張で汗かいたりワケわからんと会話する。

だんだん足が暖かくなると言われ、確かにつま先から暖かさと痺れがくる。

上向く。酸素マスク付けられる。点滴が麻酔液入ってくるらしい。
もう眠くなるんですか?と尋ね、だんだん眠くなります。と言われたのが最後の記憶。

目が覚めると相当寝ぼけとボンヤリでM先生、妻の声が聞こえる。
先生は終わりましたよ?ありがとうございます。みたいな会話。
妻はがんばったね。おつかれさま。

ぼやぼやして話せない感がすごい。
下半身の感覚が全くない。ずーっと膝たてて曲げてる感覚。そんなはずないのに。
つま先を動かしたい脳の意思が伝わらない。
この違和感はすごい。

足はそうだが左手が痛い。
ずっと伸ばしっぱなしだったから?
妻に曲げてもらう。楽になる。

息子とTV電話。元気な声聞く。お腹いたいと言っている。怖いでみせるな。とY叔母の声聞こえる。まだ寝ぼけている。

直前までLINEの先輩Mくんとttに生還報告する。少しずつ覚醒の感覚がしてくる。

足は麻酔で痺れが効いたままだが、腰、背中の同じ箇所を置いていることの痛み、動けなさの痛みが強い。

心電図のアラームがしょっちゅうなる。うるさい。身体についているものが多い。
酸素マスク。心電図。血圧計。点滴。背中の硬膜外麻酔液。尿カテーテル。管だらけだ。

夜中?に酸素マスク外される。相変わらずの背中と腰の痛み、心電図のアラーム音、足の血栓防止装置のエア管が外れたアラーム音など寝られない要素が多い。

一度看護師さんに背中をさすってもらう。気持ちよかった。

23:30ごろ寝る。4:00ごろ起きる。
また寝れない。アラームしょっちゅう鳴る。
知らぬ間に寝て起きると7:00ごろ。


備考

  • 硬膜外麻酔は手術部位の痛みを無くす、あるいは軽くする麻酔法。脊椎(背中)の中の脊髄近くの硬膜外腔にカテーテルをいれる。

  • 前十字靭帯再建手術は全身麻酔下で行う。


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