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井浦新と田辺誠一

はい。私は両者だと思って生きています。

なにせ人生において、この両者に似ていると合わせて数十回近く言われてきたからです。そしてきのうも仕事仲間となる初対面のカメラマンに似ていると言われました。

もちろん本当に似ているわけではありません。

顔や身体のフォルムなんてよくみればぜんぜん違うでしょう。顔の大きさ、手足の長さ似ても似つかわない。

内面の愚劣さ、品性の至らなさにおいては申し訳ないほどです。

それでもしかし、この御二方に共通するなにかと私のなにかが、うっすらと重なり合うとこがあるのでしょう。

それに私、あまり俳優やタレントなど著名人に興味ないのですが、このふたりの雰囲気は好きです。にじみでる独特な雰囲気。

そんな人に似ているといわれれば、まあ毎回クールな表情を見せつつも内心は舞い上がります。そして以前は「いえいえ、」だとか謙遜するふりをしてニヤッとしていましたが

最近はもう「ありがとうございます!よくいわれます!」と背筋をピンとして肯定しています。

齢45にして環境的にも経済的にも妻的にも決して人生が順調といえないこの私。尊敬する御二方に似ていると言われたことが唯一の生きている証なのです!

せめて肯定的に喜んでもいいのではないでしょうか!もはやこの二人に似ているという事実を信じなければ生きていけません!盲信するしかないのです!妄信!ごめん!

ときに何かにすがりつかなければならない。。そうでもないと人間生きていけません!

だから似ていようが似ていまいがそんなことはどうもよくて、もうこの言われた事実を糧にして生きていくしかありません!

失礼しました。取り乱しました。

はて、みなさんにとって見も知らないこんな私マヌタが「だれだれに似ている!」と言ったところでなんの意味があるのでしょうか。

不毛なことは重々承知です。うっ、しかしそれでも声高に叫ばなければならない。叫ぶことでわたしは30日くらいは自己肯定感を補充して、生きのびられそうなんです。だから叫ばせてください。

「わたしは井浦新と田辺誠一に似ている!」

この事実をどこかまだ見ぬ遠くの大地からひっそりと受け止めていただきありがとうございます。ご清聴ありがとうございます。



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