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仕事相手を好きになる。

仕事の相手を、好きになったことありますか?

こんなことを聞かれたら、だれでも少しはドキッとするんじゃないかと思う。私はよくある。もちろん異性でも同性でも。結構好きになる。

一緒に仕事をする、一緒にプロジェクトを組み立てる、協力する。
そんな中で信頼関係が生まれるし、お互いの価値観のすり合わせをする場面もたくさんある。

そんな風にしていたら、「気が付いたら好きになる。」なんてことはよくある話。でも、それは恋愛とかではなく、人として好きになる、尊敬できると思う。みたいな感情に近い。

相手へのリスペクトを持つということで言えば、恋愛も友情も仕事の相棒もどれも形が違うだけで根っこの感情は一緒のような気がする。

特に仕事をことで言えば、私のクラフトを気に入ってオファーしてくれる人に、単純に興味があるし、その人を知ろうとするから、必然的に仲も深まる。

だけど、そこで好きになりすぎるのは注意が必要。
あくまでも「仕事」であることを忘れずに!と自分に言いたい…。

仕事はお互いの採算があってこそのつながり。
例えば取引先、お客様先、市場、相手のプライベートな事情、相手の他業務の事情…自分と相手ではコントロールできない場面で色々なハプニングが起こって、取引が急に終了だったり、一旦停止になることがある。

スタートアップの時はなおさらで、始まったばかりの段階では手探りなので急に始まり、思わぬ形に変わり、急に終わったりと色々な動きがあるのは、承知・・・

だけど、せっかく好きになってこれからもっといろいろなものに一緒に挑戦できると(勝手に)思って(勝手に)期待していた自分がいて、
(実際これから一緒に●●とか××とか挑戦していこう! と言われていた。)ビジネスとはいえ、自分の感情を割り切れない私がいた。


会社員時代は関わる人は自分で選べなかったので、仕事で関わったことがきっかけで繋がっていく人もいれば、仕事だけのつながりで終わる人もいた。

個人事業主の人はそういう場面でどうやって割り切っているんだろうか…

個人事業主の友人は「今回はご縁がなかったわ~。」と言っていた。
でも多分その結論が出るまでには少しの葛藤や心の動きがあったんだろうなあと、雰囲気で感じた。

私はまだまだその中でもやもやと漂っているけれど、
目の前のことが迫ってきて、それに悩んでる暇もなくなり、
目の前のことをこなすうちに、
「そんなこともあるな!」と割り切っていけるようになるのかもしれない。

今日は唯一の仕事のアポイントを入れていない日(作業日)なので、
週末のフェア、マルシェ、ワークショップに向けて、色々な準備をしていこうと思う☺

昨日これまた仕事仲間であり友人による電話をしたら、
(あなたが思っていた相手の姿が、相手の本当の姿とは限らない。ビジネスにおいては割り切ったことを決断して進めていくというだけで、それがあなたのことを好き/嫌いとは関係ないと思うし、今までのことを見ていてもあなたのことを急に嫌いになったりしないと思う。むしろ好きだと思うよ。)と言われ、少し癒された。

仕事という時点で相手への好き嫌いとは、違う判断軸であらゆる決断が発生するということに私が慣れていかなきゃいけない。
そして、その決断に対して、私自身が相手への態度を変えないように、それはそれ、これはこれと分けてかんがえていきたいとおもった。
友人にはこんな話を深夜零時すぎまで聞かせてすまない・・・。

でも少し気分が晴れて、今日は少し遅寝坊した。
今日が雨でよかった。雨の音で心がまぎれる。
こんな日もある。