見出し画像

日々ろぐ:自分の「これだ!」感覚を養う。

昨日、友達とランチに行ったお店、古民家を回収されたご夫婦が8年ほど前に始めたご飯屋さんで、地域の方からも外から来た方からも根強い人気がある。

私がこの場所にお試し移住でやってきた3年前からたまにお世話になっている。古い古民家をセルフリノベしたおうちで、とても素敵。

店主さんの距離感も絶妙で、私と別の人が一緒に食事に来ても私個人の近況などの話はしてこない。相手に対しても同じ。

私が一人になったタイミングで、昨日もいろいろと話を聞いてくれた。
2時間くらい時しゃべっていたけれど、その中で心に響いたお話。

・苦労することについて
「苦労したくないだろ。」ていうのは、苦労したことがない人の言葉で、その人が苦労してないのは、親や祖父母が苦労して環境をつくってくれたおかげなんだよな。苦労したことがある人は、それを糧にして次に進んでいくから、苦労を苦労を思わないと思うんだ。人生のあなたみたいに若いうちに苦労しておくことはこれからの人生で全体役に立つから、苦労しておいたらいいよ。

・お金や損することについて
誰もが、失敗してお金を失ったり、手間をかけたことがダメになって存したりしていると思う。何かやっている人なら、全員が損したことがあるともう。むしろ損を一度もしないで何かをやっている人なんていないと思うよ。ただ、それを表に見せてないだけで、誰しもが、「高い勉強大代」としてお金を失ったり、手間暇かけたものを失って存しているよ。自分も、この家を買うまでの5年間、環境の悪い月5万のアパートに住んでいて、300万円を失ったし、この家を買うのも800万円と言われて最終410万円で購入したけど、あとから相場や手法を調べたら、300万円くらいはいけそうだったなあと思う。何事も初めての時はそんなもんで、経験を積みながら学んでいく。

・家探しについて
いろいろ探しながら家が見つからないのは、自分たちも同じような経験をしたから痛いほどわかるよ。この土地じゃないのかな?と不安になる気持ちもとてもよくわかる。でも、環境重視なんだったら、この土地だ!と思う場所を見つけて、そこに家を建てるくらいの気持ちで探したらいいと思う。人に紹介されたから、とか、もうこのタイミングだから…とかそういう理由で家を買うと、あとあと後悔するし、人のせいにしてしまうから。

・意思決定について
力を抜きながらいろいろな場所を見て回って「ここだ」というところを探したらいいと思う。その家を見つけることを焦らずに、心は落ち着いて気持ちは楽にして探したらいい。
自分の中での納得、これだ、という判断はしっかりして、それで決めた選択だったらそのあと苦労があっても、大変なことがあっても、自分で決めたことだと納得して進めていくことができると思う。自分がこれだ。と思う感覚を大切にする。いえが見つからなければ、急がずにまずは賃貸の家に入ってベストな場所を探す。あるいは、この土地に限定せずに、家を探していくのもいいかもしれない。

私は今の場所にきて、相場より高い中古車を買った。お金的には損をしたかもしれない。でもそのときは初めての車でよくわからずに、その状況の時で自分なりに調べて購入した。その車を今は気に入っている。
いつまで乗れるかわからない車だけど、この車を買ってよかったと思う。

お金は少し損したけれど、でも「これでよかった」と思う感覚ってこういうことなんじゃないかな。と思う。

たくさん調べて、たくさん聞いたからこそ、車に愛着がわく。
納得感てこういうことかな。

決断を他人にゆだねるからどんな結果になっても他人のせいにしてします。
自分で決めること、れんしゅうれんしゅう。