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アメリカに行けるのか分からない出発前夜

3月4日、23時8分。

明日のフライトは昼からだから、そんなに早起きしなくても大丈夫だと思って、つらつらとnoteを書いています。

最近は、「社会人の役に立つ〜〜」とか「新卒として〜〜」みたいな真面目なことを多く書いていたので、久々に徒然なる日記を書きます。「明日もリモートワークだし。朝早くないし。暇だし。」というあなただけ、ぜひ。👇

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卒業して社会人になってしまう前、最後の思い出にと、ニューヨークにほど近い、ブロンクスという所に住んでいる友人を訪ねようと決めたのは、昨年の秋頃でした。

その頃は、日経平均株価も右肩上がりだったし、(多分)ダウ平均も右肩上がりだったし、街の人々は心なしか口を大きく開けて楽しそうに喋っていたような、そんな気がします。

でも、日めくりカレンダーをだいたい100回ほどめくり、秋に張り替えた僕のスマホ液晶が既にバキバキになってしまった今となっては、経済は冷え込んでしまい、人々の顔と顔の間には、最先端の薄さを極めた白い布が、その薄さとは対照的に分厚く、みんなの人格を閉じ込めてしまっているような、そんな気がするのです。

そんな中、僕は、中国を経由していく予定だったフライトを変更してまで(この変更した便もソウル経由なので、ものすごく不安なのですが)明日からニューヨークに2週間弱行ってこようと思っています。

もちろん、日本・アメリカ双方の事情も踏まえて、渡航を決断するのはものすごく悩んだのですが、やっぱりこのタイミングでどうしてもニューヨークという街を一度見てみたいな〜という思いは拭いきれなかったので、何回も読んだ長ったらしい"違約金についての規約"については、きれいさっぱり忘れました。

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そして、こんなネガティブな時だからこそ、世界最大の「人種のサラダボウル」ニューヨークが、どんな側面を見せてくれるのか、不安はもちろんのこと、ものすごくワクワクも、しています。

「差別は良くない。」日本では当たり前のようにこう思っている自分は、ニューヨークで多種多様な文化が混在するシーンを見ても、本当にそう思えるのか。

世界の金融を動かすウォール街には、どんな人々がどんな顔をして働いているのか。

そして、そこから幾分も離れていないチャイナタウン、リトルイタリー、ハーレムにはどんな人々が暮らしているのか。

自分の目で見て、考えて、何かしらの刺激を受けられれば良いなと思っています。

あと一番大事なこととして、悪いものをもらわず、感染に気をつけて、良く食べて良く寝て、健康で帰って来たいと思います。

では、おやすみなさい。
僕は、ニューヨークの予習がてら、『セックス・アンド・ザ・シティ』でも見ようかしら。

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