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思うこと:発汗の抑止について

『汗腺を眠らせる成分』大阪大学とマンダムが世界初の発見 “次世代の制汗剤”開発へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1856b716545afaac6b47b74ad1c4a23aaf99110

 上記の記事を読んで、凄いなーと思うと同時に、私が体験したことを思い出しましたので記したいと思います。

 もう何年前だったかな、10年以上は前だったように思いますが、夏の暑さでかなり汗が出るのが嫌で、発汗を抑止する塗布剤とかを使用するようになりました。

 最初は脇とか首とかだったんですが、そのうち上半身全体に塗布するようになりました。ひんやりするタイプは塗布するだけで気持ちいいんですよね。

 それが原因なのか、塗布している所からは発汗しなくなったんですが、頭から汗が湧き出るようにダラダラと大量に出るようになりました。最初は何がなんだか訳が分からず、なんでこんなに頭から汗が出んねんと思っていました。

 もうね、洗髪できるくらいな量の汗をかくんですよ。大袈裟ではなくて。ボタボタと汗というか大きな水滴がいっぱい垂れてくるんです。暑い所からクーラーが効いた所に移動した直後なんて、タオルがないと対応できないくらいに、です。

 暫く(数年くらい)して、もしかして発汗抑止剤を塗布しまくっているのが原因なのではと思い、使用を止めました。すると完全に治まりはしなかったのですが、明らかに汗の量は減りました。それでも、まだまだタオルは必要なくらいな量でしたけどね。

 発汗抑止剤を使用するのを止めてから数年して、やっと効果が出てきたのか、汗の量はかなり減りました。ハンカチ程度で対応できるくらいには。ただ、昔と比べると汗の量は多いですし、頭から汗が湧き出るというのは治まってはおりません。

 素人考えですが、そもそも体の機能として汗を出そうとしているのに、それを人為的に堰き止めてしまうと、汗は出さないといけないので、出せるところはどこかと体が考えて、「あ、そや、頭は無防備やんけ」という流れでもって、頭から出るようになってしまったのではないかなと。それが体の機能として定着してしまったのだろうと。

 なんでも使い過ぎ、やり過ぎはよくないということですね。ほどほどが一番なのでしょう。ただ、夏の発汗は大変なので、この技術が成功して、商品としてリーズナルブな価格で広まるといいなと思います。

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