2024年4月7日(日)『ラストバイトおつした』

今日で実家の居酒屋のバイトを卒業した。

大学に入学してからの4年間、お手伝いをカウントすると10年くらいになるんだろうか。実家ということを置いておいて、バイト先としてとにかく長いことお世話になった”居酒家まつうら”。

今日でそのバイトも最終日。

長崎での最後のバイトの日。

まさかの早朝からという悲劇。

全然最後の日でもいつも通りやっていくもんと思ってたらまさかの朝の7時から。普段夕方5時なのにを

そんな朝早くからなにやんの。そんな最後の日に限ってイレギュラーなことがあるんか。

どうやら鉢盛りや折などを作らないといけないらしい。そして昼にも宴会が入っており、夕方からの通常営業時にも予約が1組入っていた。

まさかのフルタイム。

最後の日なのに朝昼晩。えぐい。やばい。えぐくてやばい。えばい。

で、寝坊。

普通に寝坊。

7時半くらいに電話かかってきて起床。

両親と兄上は6時からやってたっぽく、ぼくは7時からでいいということだったが、普通に8時前からのバイトとなった。

眠い。全然眠くてバイト始めても頭はずっと寝てた。実際この朝の時間に自分が何をやってたのかあんまり覚えてない。意識朦朧としながら何かをやりそして片付いた後に2時間くらい休憩で寝てたことしか覚えてない。

で、起きたら宴会前。

こっからは時間帯は早かったものの、いつもと一緒のバイトだった。

飲み物作ったり、食べ物運んだり、片付けしたりと全てが最後の作業。

全然余韻とかはなかった。

早く終われーってずっと思ってた。

まぁバイトってそんなもん。

でも楽しいバイトだったと思う。

いつもは5時からなのに3時ごろに「今日4時から」と連絡くるのは最悪だったけど、それ以外は良かった。

常連と喋りながら楽しくバイトできるのもこの居酒家の良いところだし、それがなくなるのは確かに寂しい。この数年間でいろんな常連と関わり仲良くなりいろんな話をするのが楽しかった。いろんな人がいたけどみんないい人だった。またみんなに会いたいね。

でもバイトやってて一番良かったのは、余ったご飯をつまみ食いしてた時だな。あんまり良くないと親上に言われることばっかりだったけど、それでもご飯が余ってたら「もったいないから」とか「可哀想だから」と嘆き「うまいうまい」と口に詰めまくってた。片付け早くやんないといけないけど全然食べていたかった。一皿まるまる残ってた時は明日の朝飯という体でそのまま持って帰ってた。

実家ということでいつでも食べれると思う人も多いかもしれないけど、基本食べれない。自分が客として来ない限りはメニューのご飯は食べれない。おいしい賄いは食べれるけどメニューのご飯は食べれない。ずっと目の前で美味しそうなご飯達を食べることもできずに、見るだけ、運ぶだけという苦行。お腹が空いて仕方ない。

でも、宴会とかが終わるとそのご飯が残ってる可能性がある。もうワクワクしながら階段を駆け上がり2階の宴会場のドアを開ける。その時に全部無くなってる時の軽い絶望。そりゃ無いのは当たり前なんだけどちょっとくらい残しといてもいいじゃんと不貞腐れる。でもたんまり残っている時はもうパーティ騒ぎ。さすがのぼくでもお祭り騒ぎ。

ちなみに今日は一切残ってなかった。

ばたんきゅーだった。

楽しい楽しい居酒屋バイト。

東京行っても居酒屋でバイトしたい。

そう思えるくらい楽しかった。

一緒にバイトした人たちも、面白くて愉快な常連たちも、父上母上兄上も、みんなありがとう。

お世話になりました。

あーあ。

はやくバイト辞めれるようになりてーぜ。

バッテリィズさんとエバースさんのツーマンライブ面白すぎたそんなある日。

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