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【神の子池】山奥のコバルトブルーに染まる神秘の泉で、北の大地の鼓動を僕達は感受しなくてはいけない。【大人の放課後17】北海道旅行記2


初秋の北海道、
札幌から片道350km走破して辿り着く、

日本一の透明度を誇る摩周湖(ましゅうこ)
地下水が湧き出ている山奥には
魚泳ぐコバルトブルーに染まる神秘の泉がある。

異質で日常から切り離された
泉を目の前にして
その光景に惹かれた僕は立ち尽くしながら
北の大地の鼓動を僕達は感受しなくてはいけない。
と本気で思った。

ぐるりと周囲を歩きながら
角度を変えては、“泉”の正体を捉えようとする。
スマートフォンを取り出し
カメラを起動する…
そんな、不思議な放課後活動…


1.札幌→摩周湖へ(ましゅうこ)


昨日、寿司職人から神の子池の存在を
聞いたほろ酔いの僕たち3人は、
一晩ホテルでぐっすりと休み

翌朝、早くに出発した

まず、最初の目的が神の子池ではなく、
割と近い位置にある、

摩周湖の展望台。

実は摩周湖、

摩周湖は1931年に41.6mの透明度を記録し、これは今にいたるまで破られたことのない湖沼透明度の世界記録です

引用元:国立環境研究所ホームページ
https://www.nies.go.jp/kanko/news/29/29-5/29-5-05.html#:~:text=%E6%91%A9%E5%91%A8%E6%B9%96%E3%81%AE%E9%9D%92%E3%81%84%E6%B9%96%E6%B0%B4,%E5%A0%B1%E3%81%98%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%BB%E3%81%A9%E3%81%A7%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82


かつて世界で一番の透明度を誇る湖だった!


これだけでも凄いんだけれども、
現在は、透明度が落ちたものの
日本一の透明度を誇っています。



ただし、メインの観光はこちらではなく。


摩周湖よりさらに山奥へ進んだところにある泉、
ついでに摩周湖寄りましょうよ。
くらいの温度感でした。

最終目的地、神の子池へ向けて
まずは、3人交代で
ひたすらに運転。


札幌から摩周湖まで
高速道路を使い、車で約5時間。351km
(北海道本当に広い・・・)



北海道特有の
幅の広い高速道路や、
まっすぐに伸びた一般道をひたすらに走り続け、
その間の思い出と言えば・・


そう、思い出と言えば、
鹿に遭遇したことくらいです。



そう、鹿。

野生の鹿。


ここで車に鹿よけの笛が装備されていた
前の記事のお話が、回収されます。

あの子達、
平気で道路横断するのね。

僕の地元も山の麓だったので、
山道で鹿を見る。とかはあるけれども


あの子達、平然と道路を横切る。。


両脇が草原、まっすぐ伸びた一本道で
車を走らせていると、
前方から、3.4匹(急だったので多分)
の鹿が走って道路を渡ろうとしている。


あっっっっっっぶねーーーーーーーーー!!



車は速度を落とす


いやいや鹿よけ装置
これ意味あるのかーい!?????
全然避けれてないけれども!!!!

いやいや、
鹿と目が合ってしまった…


そんな事もありつつ、
定期的にコンビニに寄り、
休憩を入れながら
なんとか摩周湖に到着


2.摩周湖に到着





でかい。。

既にここまでで疲労が溜まっている
僕たちですが、


神の子池へ行った後、
帯広へ行かなくては行かないので

長居はせずに、本命の神の子池へと向かう。
写真でも分かるように、雲行きも怪しくなってきたので
雨が降る前に神の子池にたどり着かなくてはいけない。




3.神の子池に到着


まずは、神秘的なその写真から。
あえてここでは加工入れません。
なるべく、そのままで。










神の子池解説

ここからは、この池の
存在について解説を入れていきます。



摩周湖からの地下水が湧き出ている山の奥にある池で、
摩周湖(カムイトー=神の湖)の伏流水からできているという言い伝えから
「神の子」池と呼ばれています。

摩周湖が他の湖と大きく違うのは、湖に流れ込む川も流れ出す川も無いことです。
それでいて、春、摩周湖にたくさんの雪解け水が流れ込む時期になっても
水位が変わらないのは、 湖の周辺に神の子池などの伏流水を湧き出させているからなのです。

神の子池の伏流水は1日12,000tも湧き出しています。
周囲220m、水深5mの小さな池で、 水が澄んでいるので底までくっきりと見えます。
水温が年間通して8℃と低く、倒木が青い水の中に腐らずに化石のように沈んでいます。
その隙間を朱色の斑点を持つオショロコマが泳ぐ景観は何ともいえない不思議な美しさです。

引用元:きよさと観光協会https://www.kiyosatokankou.com/kaminokoike.html




僕が思ったこと「異質だ」


簡易的な駐車場から
実際に、池を目視できる場所まで行くと


正直最初は、”異質”だなぁ。と思った。

周囲の環境音はなく、シンとした泉
冷たさも、暖かさも、ざわざわとする森からの問いかけも
何も感じない。


ただただ、全てが無機質で、
平坦で、ニュートラルで、フラット、である。

水が湧き、魚が泳ぎ、
水は泉の端より森へと流れ落ちる。


最初にも書きましたが、

「その光景に惹かれた僕は、立ち尽くしながら北の大地の鼓動を僕達は感受しなくてはいけない」

は本心で思った事です。
なんか、くさい言い回しになっていますが
思ったのだから仕方ない。


無論、札幌からの長旅を経て
泉にたどり着いたことで、
大変だったし、何か意味を持たせなくては…
なんて心もあったかもしれませんが
それは抜きにして、

純粋に、これは
生命活動とかって言うのだろうか?
森の循環というのだろうか?と悩み


最終的には
”大地の鼓動”
という表現にたどり着きました。


その鼓動を、僕はこの場所で受け取らなくては
受け取り、感じ、心に刻まなくては
と思える場所であった事は確実に言えます。


そしてこれ以上書くことはありません。
シンプルに、この記事をまとめるだけとなりました。

神の子池、異質です。
本当に。

読んでいただきありがとうございました
では、次回予告です。


【次回】焼肉名店平和園で、ラム肉と白米と生ビールの勝利確定演出を帯広で。【大人の放課後17】北海道旅行記3


札幌→摩周湖→帯広
524kmを半日で走破した僕たち3人
疲労は蓄積。空腹
そして目の前には
北海道ジンギスカンと言えばこちら

もう腹一杯食べるよ・・・
最初に謝らなくてはいけないことがあります。

もう疲労も蓄積し、
腹へった。もう腹減ったぞーーーーーと極限状態に近く

とにかく肉をかっ喰らいました。
平和園、安いよぉ。。。。
うまいよぉ。。。

そんなジンギスカンの思い出と、
北海道のカレー、お寿司等現地民に勧められて
美味しかったお店紹介!


焼肉名店平和園で、ラム肉と白米の勝利確定演出を帯広で。【大人の放課後18】北海道旅行記3



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