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小豆島「寒霞渓」で野生の猿と共に山道を歩く。小豆島旅行記3【大人の放課後14】


小豆島、寒霞渓(かんかけい)へ。


紅葉広がる山で166cmの肉体は
オリーブ根付く大地に力強く立ち、
青く煌めいた瀬戸内の海を一望する。


周囲全てが海である離島では

同じ山でも、同じ海でも
本州とはまた違った
景色を感じ取ることができる。

大人の放課後小豆島編最終章。
どうぞ!


あ、あと、山道で野生の猿とにらめっこしてきました。。。



1.寒霞渓(かんかけい)


まずは景色をどうぞ
↓↓↓





日本三大渓谷美のひとつに数えられ、
瀬戸内海国立公園を代表する景勝地の一つ。

200万年の歳月が創りだした日本屈指の渓谷美を望むことができます。
風雨の浸食によってつくられた奇岩、垂直にそそり立つ大岩壁の中をいくロープウェイからの眺めはまさに絶景です。春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の表情を楽しめます。

映画「僕とママの黄色い自転車」「八日目の蝉」「魔女の宅急便」のロケ地にもなりました。引用元:https://www.my-kagawa.jp/point/219/
うどん県旅ネット





2.そうだロープウェイ乗り場まで山道を歩こう。


山に観光に行くと毎回思うのですが、
ロープウェイって何か惹かれるものがあります


大体は運賃の価格が高いし、
敬遠する時もあるけれども


ロープウェイに乗り込む時の、ちょっとした揺れに驚き
木々の真上を上り下りしながら

刻々と移り変わる景色を眺めて、
写真を撮る。野生の動物を目視して喜ぶ。

なんか、ロマンですよね。(と個人的には思う。)


僕は今回、最初から山頂まで車で行ってしまったのですが
中腹〜山頂までロープウェイがあるんですね。
後で気づきました。


なので、
な・の・で


山頂から中腹まで、歩いて

中腹の駅から山頂まで
ロープウェイに乗ればいいじゃん!!!!
と思いました。


これでは、なんの為にロープウェイが存在するのか
わからなくなってしまいますが、

とにかく、山道を歩いて、
中腹のロープウェイ乗り場を目指すことになります。

その場の勢いで、
ただただ、歩こう…と思いました。


大人の放課後を過ごしている僕ですが
価値観としては、自分がやりたいと思ったら迷わない!
を実行するようにしているので

歩きたい!と思ったら4時間くらい歩くし
今日はここに行きたい!と思ったら、
予定をまるっと変更することもある。


もちろん人と旅行に行くときは
合わせますが、1人旅行が多いので
全てその場の気持ちで動きます。


今回もそんな感じで、
寒霞渓の山頂に行ってから、
「よし、中腹まで山道を歩こう」と思い立った訳ですが
これが、苦行の始まりでした。



急すぎるでしょ・・・あの山道。。。



野生の猿が現れた


まず、軽い気持ちで歩くとか言いましたが
現実的な話をすると
40~50分くらい山を歩いて降りなくてはいけません。

ポケットに、スマートフォンと500mlペットボトルの水を入れ
手ぶらで歩きます。



コンクリートで舗装されている道ではありますが
途中、倒木があったり、
急な下り坂なので、足が痛くなってくる。


めっちゃイノシシ怒ってるじゃん・・・ええ・・・・。



いやいや、急だなおい…と口にしながら
早歩きで歩いていると、幅1.5mほどのコンクリート歩道の


真ん中に、猿が1匹。


目が合う。


なんとも気まずい時間が流れる。
こちらも動かずに、


リョウ「あ、あのどうぞ…」

と猿に逃げる時間を与えると
ササっと木々の間を走り抜け
消えました。








猿。。。。。





50分歩いて、中腹ロープウェイ乗り場に到着


汗だくになりながら歩くこと約50分!
ロープウェイ到着!


景色は圧巻!


山頂まで5分!

……。


3.日本最古のオリーブの原木を見よう


時刻も夕方が近づき、
寒霞渓を後にしたリョウですが、

最後に、小豆島に海外から渡ってきた
オリーブの原木を見に行くことにしました。

https://www.1st-olive.com/guide/about/oldest.html

詳細はこちら。下に引用もしますね。


1908年、香川県は、農商務省指定のオリーブ栽培試験の委託を受け、
この地「西村」にオリーブの試験園を設置しました。

1917年には、県より試験用として初めて、オリーブが配布されました。
この時、1220本のオリーブの樹が小豆島に渡り、そのうちの1本が小豆島オリーブ園の原木となりました。その後、地元の人々の助けもあり、官民一体の努力で果実を収穫するまでになりました。こうして、小豆島は日本で初めての産業用オリーブ発祥の地となったのです。

引用元:https://www.1st-olive.com/guide/about/oldest.html
小豆島オリーブ園






立派な大木でした!




4.感想、小豆島どうでした??


はい。ここまで目を通していただきありがとうございます。


今回、小豆島に行ったきっかけは
正直にお話すると、”ついで”なんですよね。


この旅はのメインは小豆島に近い離島の
直島・豊島などの美術展巡りだったし、


小豆島へ行ったのは、
離島だし、隣だし、ついでに行ってみるか〜
くらいの軽い気持ちだった。


でもね、
何度も言うけれどオリーブの大地では

様々な企業が、
逸品を作るべく、日々努力している姿ありました。

今回は醤油・オリーブオイルだけだったけれど


小豆島には、

小豆島のオリーブオイルを食べなくては行けない理由、
わざわざ、ヤマロク醤油さんで醤油を買わなくては行けない理由

が存在しました。



どうにも観光地に行くとお土産屋さんには、
〇〇クッキーとか、〇〇まんじゅう。
とか、


なんでこの土地で買わなくては行けないんだ?
なぜ、この土地でこんな体験をしているんだ?

と思うことが多々ありまして、

その土地の、歴史や名産品をじっくりと知れる場所。
知らせてくれる場所。が小豆島だと思いました。


イチ立派な大人を目指す者として、
小豆島で頑張る皆様を尊敬します。


本当に行ってよかった。
以上、小豆島旅行記でした。


大人の放課後はまだまだ続く…!!!

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