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【漫画】誰ひとり取り残さない支援のためにー新米国連職員のぱにゃにゃん日記 Vol.28

サバイディー!リョーヤです。

前回の「新米国連職員のぱにゃにゃん日記」では、ラオスのランチについてご紹介させていただきました。

今回からは、「国連職員の一日に密着編」午後の部に突入です!

オフィスでのデスクワークが多い国連職員の仕事ですが、ときには支援先の現場に行ってモニタリングをしたり、フィールドスタッフ向けに研修を実施したりすることもあります。

フィールドへの出張は基本的には飛行機移動が多いのですが、ラオスには2021年に開通した「ラオス中国鉄道」が走っているため、その路線沿いの地域へ移動するときは電車で出張に行くこともあります。

巨大な首都ビエンチャンの駅
駅のホームも綺麗で、まるで日本のようです。

とはいえ、飛行機や電車で移動した先から支援先の村までは車での移動になります。近ければ2時間程度で行ける村もありますが、5時間の車移動なんかはざらですし、先日も8時間の車移動をしてきたばかりです。

というわけで、国際協力の仕事に向いている人の一つの条件として、「車酔いしない」というのはかなり重要です。僕はもともと車酔いをしない人間なので、車の中でも普通にパソコンを開いて仕事してたりもします。もはやちょっとした特技です。

そして自然災害が起きた現場などに支援物資を届ける際には、車ですら辿り着けない場所もあります。そんなときは小舟に乗って川を越えたり、最終的には歩いて物資を届けます。

みんなで手分けをして食糧を運びます。
川を歩いて越えることも。

僕たちのミッションは、最も支援を必要としている人たちに支援を届けること。誰ひとり取り残さない支援のために、これからも仕事を続けていきます。

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このマンガ連載は、マンガ家の織田博子さんにご協力いただいております。織田さんのプロフィールはこちら!