見出し画像

2020.6.17 ほーら戻ってきた。

何度違う方向に行こうとしても戻ってくる道がある。考え方とか、行動とか。一時期それが誇らしかったことがあるのだけれど、もう少しで30歳ということもあり、「あ、これが考え方なんかが凝り固まるってことなのかな。」とも感じる。どっちなんだろうね。まあそんな問いに答えなんてないんだけれど。答えがないと言うか、決めようがない。第一、「ある時点での自分の考え方、行動の仕方」なんていう書物はどこにもないからだ。

どんなことでもそうだけれど、他人は勝手なことを言う。結果がよければ肯定する。悪ければ否定する。そんなものです。相当信頼が置ける人の言葉以外はあんまり信じないほうがいいような気がする。というのもわたし自身大切に思っている人以外と話したときの情報は残念ながらほとんど覚えていないのです。酒を飲んでいる時は特に。相手もそういう人だったとしたらなんどでも同じようなお悩み相談なんかをして何度でも笑い合えるかもね。それもいいかもね。

話が飛ぶような、飛ばないようなだけれど、わたしは自分から見て強い人がとても苦手だ。ここでいう強さは力の強さじゃない。誰かのアリを踏み潰しても踏み潰したことすら気が付かない鈍感さとでも言えばいいのだろうか。誰かのアリってなんだよ、って感じですね。誰かが抱える繊細な部分って読んでくれればOKです。

ああやっぱりそういう人が苦手だなあ、と息子たちと外で遊んでいて思ったとさ。この地点に何度でも戻ってくる。何度も。たぶんわたし自身も、誰かのアリを踏み潰しながら。それでも「嫌だな、そういうの。」と無神経に思いながらここに戻ってくる。強いもの、弱いもの。どちらでもないものたちの楽園から。



酒と2人のこども達に関心があります。酒文化に貢献するため、もしくはよりよい子育てのために使わせて頂きます。