りょーさけ

日本酒と詩が好きです。

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マガジン

  • すべて真昼間の雑記たち

    酒は人生。というのは九割本当で、一割は嘘。その一割の日々の時間で感じたことをパラパラと。せっかくなんでも書けるSNSなので、ザッザザッザと書き連ねやう。

  • やわらかな日本酒リテラシーを求めて…

    やわらか、というのは可変的というぐらいの意味でありまして。ハイ。あんまり説明せずに酒についてのよもやま話をトントンと。 思いついたら書くが吉、の精神でやってます。さあ今日も一杯飲もうぜ。

  • 酒詩

    日本酒が好きです。詩が好きです。それらを合わせて酒詩を作ります。デタラメを言ってはなんの価値もありませんが、事実すぎては酒が見せる素晴らしい虚構と折り合いがつかない。いつでも事実と空想の間で存在意義を見つめながら綴られる言葉たちです。超手探りですが、全力です。

  • いつかのための詩集

    どこかで酒と出会うための詩集。

  • 酒一本の魅力を伝えるマガジン

    日本酒レビューマガジンです。気持ちと思い入れを全面に出していきます。

最近の記事

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【イベントレポ】「千葉麻里絵酒サムライ叙任大祝賀会」レポート

「(日本酒提供の世界は)千葉麻里絵以前と以後に分かれると思う。」 どうもこんにちは、意味深な入りで失礼いたします。りょーさけです。 今回は久々に日本酒イベントのレポートを書かせていただきます。 イベントの名前はタイトルにもあるように「千葉麻里絵酒サムライ叙任大祝賀会」です。この一年間で何度か紹介した東京・恵比寿の酒場GEM by motoの千葉麻里絵さんが、この度「酒サムライ」に就任しました。 今回はその酒サムライ就任を麻里絵さんの地元、岩手県の盛岡で祝おうという会でし

    • 詩「ほくはきせつのなかにいる」

      はるひ そのひ ひとひ あそこにいたあなたをおもう 蝶かまうそこて おひるこはんを たへたあなたを 喧嘩をしていたことなと 思い返しなから フレームをてにとる 冷たいフレームた めかねをかける フレームのなかには オムライスかうつっていた たまこは つふつふのこはんを おおっている ふれて 溶け合う中間点を愛てています ほくは いままさに きせつ たいちのうえには コンクリか ひとか たっていきます ヒルかいの騒音 は もしからそうそう

      • 2022.09.29 日々。

        こんばんは、今日もおつかれ様です。 何かを書いたり飲んだり喋ったりする習慣がなくなって久しいです。 久しくて、どこか寂しいですね。 ということで、なにか書いてみるんだな。 久しぶりに何かを書くということは、いつも通り少し反省風味というか、そんな感じになるのでしょう。なりますよ!なりますとも、です。 さあスタート。 ツイッターでの何かを暗に罵倒するようなツイートは、全部離れていってしまったものを惜しむものだったな、というのがまずひとつ。 この一年半くらいを振り返ってみると、

        • 酒詩『小布施ワイナリー ソガペールエフィス サケエロティック TROIS 2018』

          この一杯に 何を込めよう 花束か 思い出か 得難い何かを あるいは 日常を その全てが大きすぎて、あるいは小さすぎて わたしはめまいがする あまりにそれは そのもの過ぎて いつも困る そこにすべてがつまっていてはいけないのだ それは喜びを伝えるものだから けれど足りなくてはいけないのだ その満足なしに 次へは行けないから すべてがある あの丘の星空 コンビニパンの けれど足りない 静寂が 鐘がなる境内 舞え幼子 もったいない一杯をくれ 飲むことも捨てることもできずに

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        記事

          2021.03.10 燈火

          今日も小指の先に火を灯す 太陽の光が反転して入ってくる 眼や耳や 鼻などに あ 小指が燃えている 俺の小指が燃えている 薄明かり どこまでも明るみに出すような 薄明かりよ この世に夜があることを 伝え続けて思い半ばだ あ 小指が燃えている ガタンと電車 ブワンと自動車 ツカツカと、人、人、人… 小指が燃えているのだ (くらいには どうか) 人、人、人… ホームの影 タイヤの裏 靴紐の内側 人、人、人… 薄羽に灯籠 淡い物語たち 淡い物語たちは くろぐろと 刻む 人、人、人よ

          2021.03.10 燈火

          2021/03/02 風と風味と。

          目の前に酒がある。酒を飲む。何かを思い出す。空想と現実を行き来するような感覚になる。 このとき空想は思い出で現実が酒だと断ずることは早慶だろうか。たぶん、早慶ではないだろう。そうだ、早計だ。 ゆらゆらと動く視線、眼球にかぶさる瞼、淡い光景が戻ったりまた酒を飲んだり、酒が淡くなったり光景の色が鮮明になったり。 早計だ。 ------------------ 話は飛ぶけれど、サカナクションの曲に「バッハの旋律を夜に聴いたせいです」というものがある。タイトルからして印象的

          2021/03/02 風と風味と。

          2021/03/01 喋る。

          喋る。口は災いの元。喋る。災い転じて福となす。 つまりは、何がどうなるかなんてわからんってことです。雑だな。だがこの雑さ、なんか芯を食ってる感じもする。わからんよ。災いが転じて福っぽくなった人間関係とか、自然現象とか、探せばあるでしょう。探せば。近眼にならなければそんなものいくらでも見つかるものです。近眼は時にその味方でなければ誰も気が付かなかった知見を、時に偏りを精神に持ってくる。 探せばあるんですよ。なんだって。きっとね。 それにしても今日は暖かかった。体感的にも気

          2021/03/01 喋る。

          2021/02/28 生活

          書きたくなってきたから、また書き始めようと思う。 もう無理に酒のことを大げさに書く必要もないし、怨嗟をつらつらと書き連ねる必要もなくなった。あとは口に出したいけどだせないことを書いたり、書かないまでもなんかちょっとほのめかしたりするだけで十分だ。(それはなにか状況が変わるのだろうか?同じじゃないのか。同じでも、まあいいか。) 書いていない期間は、とにかく生活していた。飯を食べて、働いて、会話して、酒を飲んで、動画を見て、生活していた。それは多分これからも変わらない。ちょっ

          2021/02/28 生活

          2020/11/20 生活

          唐揚げをつくって、果物を切って、妻が食べたいと言っていたパフェをつくる。部屋はいくら片付けても汚くなっていく。片隅にあるどこかの町を紹介するパンフレットを娘がケラケラと笑いながら読んでいる。息子は眠そうに隣の部屋においてある毛布を持ってきて広げて、その上に寝ている。部屋はオレンジ色の照明に包まれている。 10月の半ばから毎日家族と一緒にいた。計一ヶ月半程度。齢30でそんな時間があると思わなかった。過程はどうあれ楽しかった。ただその楽しさの底にはいつも不安があった。11月に入

          2020/11/20 生活

          掌編『その手から朝焼けは始まり』御前酒雄町3部作-菩提酛篇-

          「シスター、今日は、飲んでくれよ。」 「ダメです、今日も、飲みません。」 顔も見ていないのに彼女が目をつぶっていることが分かる。そういう声の深さだった。この時間になると、この場所にくる習慣がついてしまった。 街外れの教会に酒を持ち込んで懺悔にもならない懺悔をする。おれの日課。 「今日は特別なことがあったんだよ。」 手元のプラスチックカップに酒を注ぎながら笑って話し出す。 「そうですか。」 この人の声は笑っているのか侮蔑しているのかもわからない。 粗末な机のささくれを人

          掌編『その手から朝焼けは始まり』御前酒雄町3部作-菩提酛篇-

          2020.9.27 グラスの先には。

          どうせ仮初にかかわるのなら グラスの先を語りたい 語らなくてもいいけれど グラスの先を感じたい 踊り場でいつもいつも まよっているひとに 「こっちだよ」と言えるくらいの 一杯を持っていたいだろ 酔いが回った三周目に いつでも僕らは思い出す なんでこんなに 気持ちよく酔えるのかを オレンジ色のライト 少々の喧騒 多少の静謐 丸め込んでみせるやつが いる だろう そうだろう けむりみたいな時に 僕は話しかける ここはいつも灰だらけだな いつかの僕がいる あなたはどこにい

          2020.9.27 グラスの先には。

          2020.9.26 灰色のたのしさ。

          夜まるまるを何をすることもなくテレビ視聴に費やして、今。こんな夜が子どもの頃にはたくさんあったなと気がついた。来る日も来る日も学校に行って帰って友達の家に自転車で行き、遊んで帰ってご飯を食べてテレビを見てテレビを見て…まあ大体寝ろと言われたら寝ていたけれど、小学校の途中くらいからはばあちゃんの部屋という逃げ場ができて、毎日遅くまでテレビを一緒に見ていた。感想を言い合いながら寝た。部活動が始まって夜が眠くなってからはそれもなくなったような。そこから大学受験があって、そこからはあ

          2020.9.26 灰色のたのしさ。

          2020.9.25 やること無。

          自分のお喋り能力のムラっけに冷や汗をかきながら帰宅し、夕飯を食べ、誰もいない居間にいるとあら不思議!お酒を飲む気にもならなければ何をする気にもならない!面白いのだけれど「怠ける気にもならない」! 寝る!!!!人間のバランスって不思議~♪

          2020.9.25 やること無。

          2020.9.24 なんだこれは。

          この時間に鼻歌歌っても怒られない。 リビングが明るい。 朝はゆうゆう寝ていられる。 ベッドが広い。 流しがきれいだ。 冷蔵庫もスペースがあいてる。 食パン菓子パン買ってこなくていい。 ソファで寝てても怒られない。 なんだこれは。 もうエセ独身生活には飽き飽きした。 なんだこれは!自由すぎるのは自由じゃない!寂しい!もう!

          2020.9.24 なんだこれは。

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          2020.9.23 秋ひとり

          2020.9.23 秋ひとり

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          2020.9.22 落差。

          昨日の今頃が楽しすぎて、落差に圧倒されている。今。 おまけに家族が帰省してもうすぐ一週間。 へこんでいる。非常に。それだけ。書く気力もない。

          2020.9.22 落差。