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2021/03/01 喋る。

喋る。口は災いの元。喋る。災い転じて福となす。

つまりは、何がどうなるかなんてわからんってことです。雑だな。だがこの雑さ、なんか芯を食ってる感じもする。わからんよ。災いが転じて福っぽくなった人間関係とか、自然現象とか、探せばあるでしょう。探せば。近眼にならなければそんなものいくらでも見つかるものです。近眼は時にその味方でなければ誰も気が付かなかった知見を、時に偏りを精神に持ってくる。

探せばあるんですよ。なんだって。きっとね。

それにしても今日は暖かかった。体感的にも気持ち的にも暖かかった仙台の春を思い出した。風は冷たかったけれど、その実その鋭利な輪郭は暖かさの地平線を彩る陽の光がちょっと強くて、くらいのもんだった。温かい。ああいう空気は落ち着くものだ。落ち着くと、なんだか慌ただしい中では見えてこなかったものが見えてくるような気がする。気がするだけでいいんだろうな。このフィーリングをもって相手を説き伏せる、なんて言った瞬間にそのフィーリングが雲散霧消だ。ギュッと捕まえてはおけないよ。雲だし、霧だしよ。この感じはこの感じを頂いた時に大切にしたらいいんだろうな。

祈るようだった日々はそろそろ終わって、わたしは喋りだす。雪解けを待っていた生き物がでしゃばっておもわぬアクシデントに遭遇するような、それくらいのうっかりさがないと話すことも話せないから、それくらいでいいや。いいんだろ。喋るぜ。

わたしは、喋るぜ。

日本酒ってさ、高いな。相対的に。以上。以上。


酒と2人のこども達に関心があります。酒文化に貢献するため、もしくはよりよい子育てのために使わせて頂きます。