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2020.9.26 灰色のたのしさ。

夜まるまるを何をすることもなくテレビ視聴に費やして、今。こんな夜が子どもの頃にはたくさんあったなと気がついた。来る日も来る日も学校に行って帰って友達の家に自転車で行き、遊んで帰ってご飯を食べてテレビを見てテレビを見て…まあ大体寝ろと言われたら寝ていたけれど、小学校の途中くらいからはばあちゃんの部屋という逃げ場ができて、毎日遅くまでテレビを一緒に見ていた。感想を言い合いながら寝た。部活動が始まって夜が眠くなってからはそれもなくなったような。そこから大学受験があって、そこからはあまりテレビを見なくなった。大学四年の頃に体調を崩して夜ふかしをするようになった。ロンドンオリンピックで昼夜が逆転して、体調がさらに悪くなった。

それからもう少しで10年くらいが経過する。テレビを見続けたあとはなんだか、さっきまでの楽しさがすこし灰色になる。いつもいつも。

酒と2人のこども達に関心があります。酒文化に貢献するため、もしくはよりよい子育てのために使わせて頂きます。