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謎のnoteの正体は?

 みなさんは「文庫X」って知ってますか。2016年頃に、東北のとある名物書店員がタイトルと表紙を隠して新潮文庫のノンフィクションを仕掛け販売して、大きな話題を呼びました。同じく田舎の書店員だった私にとって、どう見えていたか、というと、すごい挑戦心に溢れているなぁ、と思いつつも、表紙にはカバーイラストを描かれた方や写真を提供した方の想いだったりとかを考えてしまったり、そのあとに似たタイプの仕掛け販売が多かったこともあって、面白いなぁ、と思いつつ、乗り切れなかった部分もあったかもしれません。でも企画として考えると、やっぱり思い切ってやってみる、って大事だな、と、こうnoteを開始してから、さらにそんな想いを深めることも多くなってきました(「文庫X」について詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ)。

 次の自己紹介の時にでも、ちょっとこれのnote版的なことをやってみたいな、と思っていました。パ、パクリじゃないよ、オマージュだよ。

 タイトルはクリックしてみるまで分かりません。気になる方は、キャッチコピーをクリックしてください、みたいなことですね。

 例えば……、

〈他人の評価が気になって仕方ない。そんなあなたに〉
〈もしnoteにたったひとつの記事しか残せなくなったら、どうしますか?〉
〈照れ屋な彼女は、いま宇宙のどこかにいる〉
〈言葉の裏側にこそ真実の宿る瞬間がある〉

 という感じの自己紹介をしようと考えていたのですが、問題が起こってしまいました。

 自作のキャッチコピーを付けることほど難しいことはない。そして自作だけだと、10作くらい並べてみるにしても、バラエティに富んでいないので物足りない。迷って選ぶ楽しさが欲しいなぁ……、

 ……と、そんなことを考えていた折、

 ひらやまさんのこんなツイートを発見、

 偶然見掛けて、このハッシュタグで実は10作ほどシェアさせて頂きました。遊行剣禅さんのnote推薦文企画のほうは、やろうと思いつつ結局できずに断念してしまったのですが、お薦め紹介自体はやりたいし、短い文章ならば、ということでtwitter140字以内のシェアです。

 こちらで紹介した記事を、note「X」的に紹介でもしてみようかな、と思ったのですが、タイトルを明記しない形で直接リンクを貼られるのは嫌なひともいるかもしれない、ということで、ここからはシェアの文章にツイートのリンクを貼ります。

 つまり、

「文章をクリック」→「サトウ・レンのシェアしたツイート」→「そこから本記事に飛べる」という流れですね。私の文章(ツイート)へのリンクならば、他のひとに迷惑を掛ける可能性は低いかな、と思うので。


 ではでは~スタート!


1〈普段が書くのも読むのも小説なので、こういう時、他のジャンルのほうが記憶に残ってしまう…。絶対に自分には書けないし、すごいパワフルなひとがいるなぁ~、と思ったのは〇〇〇〇さんでした~。
2〈最近読んで想像力の楽しさが伝わってきたのは、〇〇さんのこの記事でした。行き詰まったら本当にやってみようかな、となる。多分そう感じるのは、〇〇さんが楽しそうに書いているからだろうな、と……。〉
3〈自分の理解がどこまで追い付いているのか分かりませんが、いつも「すごいなぁ…」と感嘆の息を吐きながら、こちらの方の記事を読んでいます〉
4〈作中作から始まって、小説書きのもとに自作のキャラクターが訪れるという内容で、noteで書かれた【創作】テーマの作品は多くて、その中で強烈に感情を揺さぶられたのは、間違いなくこの短編〉(※追記 作者の方が本記事を削除されていたみたいです。ただ現時点ではこちらの文章は消さずに残しておきます)。
5〈言葉の侵略を描いた不条理な作品で、やっぱり小説でしかできないことをやっている小説はいいですよ。読み味がいわゆる言語SF的で、嗜好にも合致してとても楽しかった作品です。〉
6〈例年とは違う静かな夏の気配の中に、穏やかさな雰囲気と寂しい余韻に浸りつつも、その余韻には切なる希望が込められていて、イラストも相まって琴線に触れる400字でした。〉
7〈最初に見えていた光景が徐々に形を変えていく、という小説が昔から好きで、読み終えた時、最初の景色が違って見える作品です。隠れていた心の襞が一枚ずつめくり明かされていくような作品です。〉
8〈自分の中にある違和感や疑問を見つけた時に、丁寧にそれを紐解いていき、新たな考え方を自身の心の中に取り入れていく。静かな言葉とともに語られる、幸せの定義の変遷が胸に沁みます。〉
9〈逆噴射小説大賞の候補作品、数はそこまで読んでいないのですが、自分の好み的に「続きが読みたい!」と思ったのが、この作品ですね~。クライムノベルになるのかホラーになるのか、気になる作品です。〉
10〈共感、という言葉を無造作に使いたくはないのですが、でもこの言葉に胸を何度も揺さぶられてしまうのは、やっぱりそこに強い〈共感〉めいたものがあるからなのだ、と思います。想いの先が「小説家」が「小説」になる一瞬にどきりとします。他人事にはできません。〉


 あなたはどの記事に興味を持ちましたか? ちなみに現時点、作者の方でシェアされたことに気付かれたのは、お一人だけです。偶然興味を持った文章が、作者自身の記事だったら……そんなこともあるかもしれない、とちょっと、どきどきしながら、この記事は終わりにしたいと思います。


 やってみたい方は、もちろん許可など不要ですので、お好きにどうぞ~。


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