早産児は満期産児とは異なる脳のコネクティビティを持つ
Infant Brain Activity Maps Future Development という論文ニュースから。
King’s College Londonは390人の赤ちゃんをfMRI(磁気共鳴機能画像法)で分析することで、早産児と満期産児で脳の状態において「6つの違い」があることを発見しました。
そのうち3つは脳全体にわたるもので、他の3つは脳の特定領域(後頭葉、感覚運動、前頭葉)に関わるものです。
例えば早産児は満期産児に比べて、前頭部や後頭部の脳が活発になっている時間が長いという結果が出ました。
ADHD、自閉症、統合失調症などの疾患は生後早い時期の影響も示唆されいて、生後間もない時の脳の接続性や時間軸上の変化パターンに関連している可能性があります。
今回の発見はさらに研究を進めることで、そのような疾患の早期把握に寄与する可能性があります。
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