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ストラトをデヴィッド・ギルモア仕様に改造!

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今進めているカナダのMacさんのコラボレーションのために、うちのStratocasterを少し改造することに

前に書きましたが、やっている曲は、ピンクフロイドの曲で、Comfortably Numb(コンフォタブリー・ナム)「ザ・ドクター(邦題)」。
ギターはデイビッド・ギルモアです。

(最後に、後日、付け加えた演奏動画のリンクもあります。よかったらどうぞ)

やってみたら、なかなか色々課題が見えてきた。演奏の方は、とりあえず、練習するしかないとして、問題は音。

この曲、ソロが二回ありますが、セカンドソロ(後半)のは、ある程度、わかるんですが、間奏のソロの音がなかなか出せない。「リアのようでもあり、フロントのようでもある?なんだろうなこれ」と、色々試してみたのですが、なんか違う、、、。

<ギルモア仕様のフロント+リアのハーフトーン>
私は、ピンクフロイドやギルモアさんのことは詳しくないので、色々調べていたら、どうやら彼のStratocasterはフロントとリアのハーフトーンができるようにされているようで、「あぁ、これかも」と思い至り、それをやってみることに。

普通にやると戻したくなった時に面倒なので、どうせならと、トーンをプッシュプルタイプに変更してしまおうと思いました。

ストラトはもともとはフロント、センター、リアの3Wayですが、よくあるのはフロント、センター、リアに加え、フロント+センターのハーフトーンとセンターとリアのハーフトーンを加え5Way仕様にして使うってパータンかと思います。

このフロント+リアのハーフトーンを配線だけでやると、普通に使う方の切り替え選択が一つが使えなくなるので、「そういえば、プッシュプルタイプのトーンを使えば、これは解決だなと」思い出し、そこでトーンのプッシュプルを増やす方法を使うことに。

<トーンにプッシュプルを採用>
トーンにはプッシュプルで利用できる250kのAカーブ、インチ仕様のものを用意しました。

MONTREUX ( モントルー ) / Bourns push-pull pot A250K inch 

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やりかたはこちらの記事を参考にしました(いや、まさにドンピシャの記事があって助かりました。むかしは、本を取り出してきて、それを参考にやってましたが、今は楽ですね)

https://www.rittor-music.co.jp/haisen/

下は買った時のままの普通のトーン(左端センター用のトーン)

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こちらは交換後(左端)

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半田ごてとテスターを使って通線確認しつつ、ぼちぼち作業をし、終わった段階でギターに再組み込みする前に、PUを各ポジションに切替えし、ドライバでPUにカチカチ当てて、思惑通りになっているかチェック!

それに加え、Stratocasterは通常は、Rearのトーンが効かない仕様ですので、センターと共用で、トーンが効くようにしました(私のStratocasterはだいたいいつもそうしています)。

記事はこちらを参考にしました。

https://yubi1guitar.com/stratocaster-bridge-tone/


両方とも、問題なかったので、再度組み込んで完了!

<ギルモア仕様の短いアーム>
後は、アームもギルモア仕様の短いのがあるとのことで、それも買ってみました。彼の演奏をコピーしてるとアームを頻繁に使うとなるになりますが、そうなると、普通の演奏の際に、いちいち動かさないといけませんし、これが面倒。

こうなると「アームは必要なんだけど、でも同時に邪魔!」みたいな矛盾が、それでこまっていたんですが、これは使いやすいですね。見た目はかっこ悪いですが(笑)。

ちなみに英語ではアームのことをワーミーバー(Whammy Bar)と言いますね。アームでは通じません。


ということで、アームとポッドで安上がりな(多分、二千~三千円くらいか? ポイントで買ったので忘れましたが)、改造でよい感じになりました。

しかし、これはなかなか実用的ですね。今回の改造は価値ある改造でした。

といっても、色は黒くしません(笑)。実利が取れたらそれでよし!

ということで、音も演奏も、いい感じになってきたので、そろそろ撮影(録音)しようかなと思っています。


と、Macさんにメールしたら、「あなたの事は信頼しているし、私と同じく完璧主義な人だとおもうので、急がなくてよいので、やれるところまでやってみて」と(笑)

いやぁ、私は完璧主義ではないんですけどね(笑)。ただ、確かにどうせやるならできることはやってみたいとは思ってますので、やってみますよ。Macさん。


以下、後日、完成後に張り付けたURLです。

1st Solo

2nd Solo


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