今回は、初ライブの記事です。このライブですが、おそらく1988年7月で、私は、まだ16歳でした。ギターを初めて１年8か月位だったかと思います。

初ライブは、一日に２ステージを別々の会場でやりました。

ひとつは中之島の野音で、もう一つは大阪ミナミのライブハウスでした。
この野外ライブの方は、ブライアンジョーンズの命日にあった追悼ライブで、沢山のバンドが出演していましたが、自分らは、別枠で最後に出演が決まったとかで、イベントの冒頭に3-4曲くらいだったと思います。

初ステージが野外だったのは、今考えると無謀でしたが、どうせ、よくわかってなかったのであまり関係ありませんでしたが（野外は音が吸収されるので、慣れないと演奏が難しいんです）。

ラジオとかで話しをしたり、本とかも出したりしている有名な人も来ていたイベントでした。このライブのも音源があったんですが、見つかりませんでした。

もうひとつは大阪ミナミのライブハウス。
こちらは何曲やったのか忘れましたが、一応、対バンもなしでやったんだった気がします。もう忘れました（笑）。

その時の音源がひとつだけ残っているので、それを貼っておきます。音はサウンドボードの海賊版レベルで、時々、ボーカルが割れてますが、それ以外は、この当時、普通のライブハウスでこれくらいの音質で録音してくれていたのは、かなりありがたいですね。

元々は、この2つのライブ、両方ともフルで音源あったんですが、今手元にあるのは、この一曲だけなんですよね。

曲はブラウンシュガーです。
※音源は、他のメンバーの許可が取れない中での公開なので、その内、リンクを削除するかもしれません。

音源は、当時、ライブハウスが録音してくれたものを今回、最新の技術を使って、ちょっとだけ触りましたが、基本は当時の音源のままです。
※元のはPANがドラムは左、ボーカルセンター、ギターが右になっていたので、それを少し修正（可能な範囲で）し、ボーカルだけにReverbを足してみました。

ここまでの記事で書いた通り、コピーといっても、「自分のフレーズを考えてこい」「アドリブで合わせろ」の結果がこれです。余裕は全くありませんでしたが、そういう条件であったことを前提であることや、初心者であったことを考えれば、そこそこ弾けているほうかなと、我ながら思います。

こんなやりかた、普通はギターを初めて2年にも満たない初心者がやるようなことではないですし、無茶ぶりも無茶ぶりもでしたが、おかげで鍛えられましたし、彼らには感謝してます。ただ、当時は、なんとかやり切ったという感じでしたね（笑）。

と言っても、私以外の他のメンバーは、その時点で、それなりにキャリアがるやつらだったので、彼らの演奏がしっかりしている上に乗っかっているので、それもあって私も初心者なりに、急激に成長曲線が上がったのは間違いありません。これは今になればよくわかる。

というのも、だいたい、普通は、学校なんかで同級生でバンドを始めるケースが多いでしょうから、そうなると、それぞれが自分の音を出すだけで必死で、相手の音を聞くとか無理ですし、それぞれが不安定な演奏をすることになるわけですので、それでかえって個々人の上達も遅くなりがちですし、人に聞いてもらえたり、後で聞けるくらいのレベルになることはまずありえませんので、そこは私は運が良かったなと改めて思いましたねｗ

まぁ、なんにせよ、音源が残っているのはありがたいですね。

そういえば、このライブで何のギターを使ったのかも覚えていませんし、このライブでつかったギターはもう今は持ってないと思います。
うちのチャンネルでよく登場するTelecasterも、この時はもってませんでしたので。

ボーカルはU
キースパートは相棒のT
リードは私です。
ベースはビートルズ好き（ジョン派だった気がします）のU
ドラムはスラッシュメタルのバンドでドラムをやってたY
このメンツでやってます。

ライブには、その頃、付き合い始めた（のだったはず）の彼女も来てくれて、嬉しかったのを覚えています。その彼女とは、メタルのライブとか追っかけで知り合ったんですが、その頃の、「どうしようもなくひどかった自分」と3年も付き合ってくれていたんですよね。今となっては感謝しかないです（笑）。