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私的記録:12 ブルースにはまる② & 10代の頃のレコード(CD)の買い方

前回に続き、「ブルースにはまる」です。今回は、その②です。

この辺りを深堀しだすと、それだけでも、ゆうに、記事が10本以上はいってしまいますし、「私的記録」というより「レヴュー」になっていきそうですので、「ブルースマン個別」については「機会があれば別記事で書いてみようかな」位の感じで、今回は、まずは、名前だけ列挙してみようかなと。

まぁ、それでも、ハマったブルースを書けばきりがないです。なので、初めの頃に聞いていた人たちをパッと思いついたのを並べていきます。

ブルースといっても、私の場合、ストーンズ周辺を除けば、私の中では、当時は、黒人ブルースが中心でした。ブルース系ロックは19歳とか20歳を超えてから聞き始めた感じなので、ここでリストアップされているのは、ほぼ、黒人ブルースマンになります。

シカゴブルースだと
ストーンズのあこがれていた
マディー・ウォーターズ
ハウリン・ウルフ
ジミー・リード
エルモア・ジェームス
(エルモ・ルイスではありません)
あたりから入り、

それに加え、
マジック・サム
ジュニア・ウェルズ&バディ・ガイ
ハウンド・ドッグ・テイラー
オーティス・ラッシュ
ロバート・ジュニア・ロックウッド
ジミー・ジョンソン
サニー・ボーイ・ウィリアムソンII
リトル・ウォルター
ジェームス・コットン

シカゴ系だと、この辺りでしょうかね。

ジョン・リー・フッカー(この人はデトロイト系)
ロバート・ナイト・ホーク
スリーピー・ジョン・エスティス
B・B・キング
ブラウニー・マギー&ソニー・テリー

この辺りの人たちはくくりが難しいですね。

ブルースではないですが、黒人ロックンロールとしては
チャック・ベリー
ボ・ディドリー
リトル・リチャード
この3名ともなると、ロックンロールの代名詞でありながらも、私の中ではブルースでもあるというか。そういう位置づけに近いです。

デルタ・ブルース・カントリーブルース、戦前ブルース系だと
ロバート・ジョンソン
サン・ハウス
チャーリー・パットン
リロイ・カー

他には、
ブラインド・レモン・ジェファーソン
フレッド・マクダウェル

テキサス系では
ライトニン・ホプキンス
T・ボーン・ウォーカー

もうちょっと後にはまったテキサス系の人達としては
ゲイトマウス・ブラウン
アルバート・コリンズ
ジャンプブルースも結構、聞きましたね。

と、挙げればほんとにきりがありません。
今回は、メインのブルースマンの角度でリストアップしてますので、こうなりましたが、ギタリストの私としては、これら有名どころとやっていたブルースギタリストも色々集めたり聞いたりしてました。

エディ・テイラーとか、マット・マーフィーとか、ヒューバート・サムリンとかそういう人たちです。
ピアニストではオーティス・スパンとか、チャンピオン・ジャック・デュプリーとか好きだったな。

後は、黒人ではありませんが、ストーンズ絡みで
アレクシス・コーナー周辺のブルースなんかも聞いてましたね。
でも、ジョン・メイオールとかはほぼ聞かなかったですね。

白人ブルースでは、スティービー・レイ・ヴォーンなども、結構、聞きましたが、これは沖縄に渡ってからなので91年頃位だった気がします。

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このままだと、ただの名簿になりそうなので、「私的な話」を、少し、付け足します。

<10代の頃のレコード(CD)の買い方>
この頃の買い方は、数日日雇い労働で働いて(多い時は週6日働く)、手にした現金を持って、予算の範囲で、5枚は買う。たぶん、8千円から1万円くらいの予算だったと思います。
だいたい当時の私の日当分くらいですかね。

買う場合、一回に、3~5枚買うとして以下のような感じで買っていました。
・1~2枚は、名盤とか、評価もあるもの、視聴をしたり、友人が持っているの聞いたことがあり、自分の好みとあらかじめわかっているものを選ぶ(5枚全部外れにしないために)

・1枚は、前に買ったミュージシャンの違う年代の作品を混ぜる。

・1枚は、違うジャンル、地域を混ぜる(後年プロデューサーで選ぶ等も)

・1枚は、リスクを気にせず冒険的な何かを入れる。
というような買い方をしてました。

この買い方×3年でいえば、大体枚数もあってますので、こんな感じで1-2週おきくらいで買っていたのかなと。

もう少し買うこともありましたが、あまり一度に買っても、消化しきれないこともありますので、この頃は、こういう買い方をしていることが多かったですね(もう少し年齢が上がってからは、一度にもっと買ったりしていた時期もありますが)

皆さんも似たようなことをされていたのではないかと、推察します!


<情報源の入手方法>
ついでに書けば、私の場合、情報ソースは「ライナーノーツ」「レコード屋」や「友人口コミ」「レコードコレクターズ」からが多かったです。
後は、「ストーンピープル(ストーンズのファン雑誌。とういうか会報?なのかな)この辺りの雑誌は、未だに持ってます。

それ以外だと、「これ系のロック」とか、「黒人音楽を流すバー」。
これはありましたね(当時の年齢のことは突っ込まないでください…笑)。

そうそう、これを、書いていて思い出しましたが、そういえば、そういうお店には通ってましたね。流れている曲のことをいちいち聞いてチェックするから「オマエ、もう、うるさい」とか、よく言われて、CDやLPを手渡されてました。要するに「もうこれでもみとけ」ということなわけです。もちろん、かわいがってもらってたんですが。

とにかく、好奇心旺盛だったので、うるさかったと思います。

そういうバーの一つに、数年前に20年ぶりくらいに行ったんですが、おもいきり覚えられていました(つぶれてなかったんですよ)。よほど、インパクトがあったんでしょうかね(苦笑)。

ついでに書くと、当時、バーボンがお気に入りで、いつもカバンにボトルをごと入れて口のみしてましたね。お気に入りはジャックダニエルかフォアローゼスだったかな。

一応、書いておきますと、私は、お酒は20歳でやめました(笑)。
深い理由はありませんけど、とにかく20歳を超えたくらいであまり飲まなくなりました。今は、年に数回、お付き合いで飲む程度です。

洋楽だと「FMから情報を入手する」というのも定番のようですが、私は「FM」はほぼ聞かない人だったので、FMは情報源ではありませんでした。

理由は、こういうジャンルが好きだったので、「聞きたい番組があまりなかった」のと、そもそもこういうのを流している番組があったのかもしりませんし(黒人ブルースに特化した番組となるとほぼないかと思いますし)、
定番の「受験勉強の際に聞いていた」とかも私の場合ないので(笑)。
後、どうも、あのCMとかが苦手なのと、とりあえず、音楽だけ聴ければよかったのでDJさんとかの話をそれほど聞こうとも思えずでして、結果的に、こうなりました。

当たり前ですが、80年代の話ですから、当然、ネットなんてみじんもありませんでした。


<20歳になるまでに聞いたアルバム数>
結果的にですが、20歳になるまで3年位の間に、黒人音楽や黒人ブルース(150~200枚弱)だけで、なんだかんだと300枚くらいは買ったような気がします
(笑)。
20歳くらいの時点で、ロックなども含めると500枚くらいのLPやCDをもっていた記憶があります(比率的には半々くらいですかね。たぶん)。

今から考えると、これくらいの枚数であれば、それほどではありませんが、年齢を考えると、そこそこ買った方かなと。
これに、プラス、レンタルで録音したカセットテープなんかも+200~300はありました。

なので、10代のうちに聞いたアルバム数は、おそらく、700-800枚くらいでしょうかね。

邦楽の比率は低く、このうち、1割もなかったと思いますので、その意味では、洋楽への染まり度が高かった方かなと思います。

始めはLPで買い始め、途中でCDに移行した記憶(時代的に移行期だったので)があります。ただ、この頃に買ったLPやCDは、昔、友人に売ったり、譲ったりしたので、それほどは残ってません(私は、基本、売らない派なんですが、20代半ばに一度、そうしたことがあるんで。後悔はしてませんが、それもあって、忘れたりしているのもある…笑)。

まぁ、ただ、なんにせよ、ブルースに関しては、色んな輸入盤(もちろん国内盤も)を買いましたし、後、P-vineさんにはかなりお世話になったと思いますね。ただ、若い頃の話なんで、内容は、もうだいぶ忘れてますけど。

R&B、ソウル、ファンク、レゲエなど、その他、黒人音楽については、別枠として、「私的記録」の14とか15辺りで書こうと思いますが、まずはブルース周りでいえばこんなところですかね。色々抜けているのもあるとおもいますけどw


今回は、リストアップばかりしていて、まとまりがない記事になってしまいましたが、、、。

ほんとは、これらの人の当時、聞いていた「アルバム紹介」などもしたいですが、終わらなくなるので、、、w

今回の「私的記録」は、ほぼ、名前のリストになってしまいそうだったので、後半、当時の買い方などを付け足してみました。



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