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#4 予備コース(プレセッショナルコース)について

こんにちは!

バタバタで更新できず、もう2学期も終わり、残すところは修論のみとなってしまいました。

さて今回ですが、前回(#3 出願)で少し触れました、予備コース(プレセッショナルコース)について簡単に説明していきます。

① 予備コース(プレセッショナルコース)とは
予備コースとは、大学が設けている英語教育コースで、入学までに英語力、アカデミックスキルを鍛えるためのもの
前回でもお伝えしましたが、イギリスの大学院では、コース規定のスコアが達してない状態で出願しても条件付き合格(Conditional Offer)がもらえます。条件付き合格は、入学までに規定のスコアをクリアすることが条件である仮合格のことです。ですが、IELTSスコア6.5〜7.0をクリアすることは簡単ではありません。
そこで選択肢のひとつあがるのが予備コースです。

自分のスコアに応じて6〜40週間のコースが設けられています。規定のスコアもクリアしていて、単純に準備のために参加することも可能です。さらに、大学にもよると思いますが、現地コースとオンラインコースがあります。
私はOverall 6.5は達成しましたが、eachでクリアできなかったので6週間のコースをオンラインで受講しました。

Table 1 : 予備コースのタイムテーブルと費用(University of Liverpool, 23/24)
Table 2 : 予備コースのスコア規定(University of Liverpool, 23/24)

国大学に1 , 2 のような表がホームページに記載されているので、表と自分のスコアを見ながら規定スコアまで自力で頑張るか、予備コースに通うかを決めていきます。

② コースの内容
具体的にコースで学ぶのは、授業や課題をこなしていくための全体的な英語力(スピーキング、ライティングがメイン)と、アカデミックスタディについて
私の参加したコースの場合は、3つの授業がありました。

・Research Project:アカデミックライティングについて
・Seminar Discussion:ディスカッションでの英語の話し方、Tips
・Reflective Presentation:英語でのプレゼンの行い方

この3つの授業を各々週1でこなしていき、毎週課題も出されます。最後はそれぞれの授業で修了試験的なテストをクリアし、Unconditional Offerをもらい本コースに行くという流れでした。

③ メリット&デメリット
私は現地ではなくオンラインでの予備コースを受講したので、そこも加味しつつメリット&デメリットをあげます
メリット
・アカデミックスタディの基礎を身につけることができる
・大学のサービスがオンラインで前もって使える(図書館など)
・寮費、滞在費を抑えることができる
・日本にいることができる
・ギリギリまでIELTSのスコアメイクが粘れる
デメリット
・CAS(入学証明、VISAの申請に必要)の発行がギリギリ
・基本的な英語力の底上げとは言い難い
・オンライン、なおかつ生徒もお互いNon-nativeなので会話がややギクシャク
・時差の影響で夜から授業が始まる

ざっくりまとめてみました。 結論として、オンライン予備コース(プレセッショナル)はただ大学の規定をパスするという目的に対しては費用を抑えることがき、お手頃に参加することができますが、英語を鍛える、現地にあらかじめ慣れるという点ではあまりおすすめはできません。さらに、VISAの手続きがギリギリになるので本当にバタバタしました。。
大学院本入学までは、ニーズと予算と本人のペースにあったプランニングが必要になるでしょう。

質問など、不明瞭な点がございましたらコメント欄にてお願いします。

Thanks for your reading, see you later!

Ryo


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