見出し画像

2023年GWを終えて。-be-北軽井沢キャンプフィールド本オープン

おかげさまで、-be-北軽井沢キャンプフィールドの2023年GWの営業が無事に終了しました。

ご来場いただいたキャンパーさん、ご利用ありがとうございました。
昨年から整備を始めたこのフィールドで、まだまだ完璧には遠いながらも、たくさんのキャンパーさんにお越しいただき、大変うれしく、ありがたく感じてます。

前半は残念ながら雨模様でキャンセルがたくさん出てしまったのですが、後半は天気もよくたくさんの方々にご利用いただいて、本当に感謝してもしきれません。ありがとうございました。

この投稿では、GWと本オープンを終えた今、自分が何を考え、感じていたのかを書き残しておこうと思います。

とにかく無事に終わって、ほっとしたのが本心


手前の広場は、クルマ乗り入れ不可なので、大人も子どもも安心して遊べるエリアです

「とにもかくにも、大きな事故や怪我などがなく、無事に終わって安心した」

というのが、はじめに自分が感じていたことです。
今まで他のキャンプ場で働いてきた経験からも、GW、夏休み(お盆)は特に失敗できない期間。
キャンパーさんはここの連休でキャンプを楽しむ気満々で来るのがわかっていたので、なるべくその楽しさを邪魔しないように、いろんなものを整えておこうと考えていました。

何が一番の心配だったかというと、キャンプサイトの整備と確保です。
昨年のうちになるべく使えるキャンプサイトを増やしてテストをしておきたかったのですが、土地柄冬の営業も難しく、ぶっつけ本番で望まざるをえなかった状況でもありました。

3月1日から整備をはじめ、最初の数週間は地面が凍っている日もあった中、「電源サイト以外のキャンプサイトの整備」を目標に取り組んできました。
湿地になりやすい場所のため、雨の状況や整備の仕方次第でキャンプサイトが使えなくなってしまう可能性もありながらの予約の受付だったので、ドキドキです。

そんな状況でもあったので、最終的には頑張れば50サイトくらい予約を受付できそうな感じでしたが、念には念を入れ、1日の最大サイト数は35に絞っての営業に。

ガレージテントユーザーさんが2泊にしてくれました



結果的に、何サイトか空いているような状況ではありましたが、
GWといえども、隣のキャンパーさんが近かったり、圧迫感を感じるキャンプサイトにはしたくなかったこともあって、結果的にはほぼすべてのお客さんに広めにキャンプサイトを使っていただけたかなと思います。
売上的な視点でいうならば、3〜4日あたりは開ければ開けた分だけ予約が入りそうだったのですが、でも、結果的にはOKだった気がします。
これからもあまりぎゅうぎゅうにならないようなキャンプ場にしていきたいです。

たくさんのお手伝い班と地域の方々のおかげ

本格的な整備がはじまった2023年の3月からGWの本番まで。本当にいろんな人に助けてもらって「なんとかここまで来れた・・・・・・・・・・」ってのが本音です。改めて、どんな方が来てくれて、どんな作業をしてくれたのかを、簡単にではありますが書き残しておきます。

地元の友人&先輩


高所作業車にのって、枯れ枝の処理を。17m。怖い。

僕が単独でキャンプ場やることが決まったときにいの一番で手伝いを申し出て、3月丸1ヶ月間、現場作業&高所作業車のオペレーターをやってくれた(免許保持者)地元の友人。彼がいなかったら、このキャンプ場はここまできれいにならなかったと思います。正直、僕が求める以上にブロアーで落ち葉を吹き、草を刈ってました。キャンパー(まだ)ではない彼ですが、「やっぱりきれいなほうがいいじゃん」と言いながら、3月後半はひたすらブロアーをやってました。

「救世主」とはまさにこの人のこと。会うのは中学卒業以来なのに、手弁当で通ってくれて難題を次々に解決。

水道周りに詳しく、ユンボを乗りこなし、いとも簡単に水の問題を完結してくれる地元の先輩。電話でも何度も相談させてもらいました。
一番の難題である「水みち・湿地問題」について、僕と同じか、僕以上にここの自然のことを観察して的確な対処方法を考えて実践してくれました。

この2人は、昨年から手伝ってくれています。なかなか手が回りきらずに放置されてしまっていた重量物(U字溝の蓋とか)や太い枝、刈ったままになっていた芝を運んでくれたり、プロの視点でアドバイス&作業をしてあっさりと色々となおしてくれたりしました。どちらも職人だからこその動きで本当に助かりました。プロってすごい。

地域のおじさま方や今までお世話になってきた人たち


後ろ姿があまりにも凛々しくてパシャリ。本当、色々とお世話になってます。

僕らが作業していると顔を出してくれて、いつのまにかユンボを乗りこなしてU字溝の掃除や道路の整備、暗渠排水を次々と施工してくれた地域のおじさま。

水道の水漏れ、木の伐採、植樹、不要になった枝の回収などなど、ありとあらゆることのお世話になった、森の先に住む地域のおじさま。
このお二人がいなければ、今日のキャンプ場のこの姿はありえないです。この土地のことを知り尽くし、的確にアドバイスをしてくれる心強い存在です。


ホコリまみれになっていた売店

ブログ界隈では、ぎぐぅすさんとくじっちが何度も通ってくれて、草刈りや芝・落ち葉の回収、トイレ炊事場の磨き上げ、売店の掃除をやってくれました。


電気工事士の資格保持。資格って強い。

トイレ・炊事場の照明と鏡の装飾をやってくれたのは、キャンプ日本一周旅をしていたときから、キャンプイベントなどでお世話になっていた空間演出のプロの方。このトイレを初めてみたときから感じていた「なんか小学校のトイレっぽい雰囲気」を見事に解消してくれました。

彼女と二人で楽しそうに落ち葉を回収し、運んでくれたエポックアウトドアのあきらさん。

昨年から通ってくれた、北軽井沢エリアが好きなキャンパーさんも枝集めたり、芝を運んでくれたりしてくれました。

GW前半、間に合わなかった売店をきれいにしてくれた、仕事でお世話になっているすのこさん(くじっちも)。

そして、GW当日は、こちらも仕事でお世話になっているこいしさんとちぐちゃんが手伝ってくれました。

本当にたくさんの人に助けてもらって、なんとかやりきれたGWでした。お手伝いいただいた皆様、ここでキャンプをしてくれたキャンパーさん、本当にありがとうございました!

次は夏休みに向けて

無事に終わったGW。次は夏休みに向けて整備などもろもろがんばります。
急ぎやらなければいけないのは、
・簡易宿所営業の申請(バンガロー利用のため)
・電源サイトの復旧
・湿地問題の解決
・奥の炊事場のペンキ塗り、照明変え
・芝生の手入れ
・草刈機修理
・看板制作
・予約サイトの修正、サイトの細分化
・売店のグレードアップ(製氷機買う、レジ機能向上)
・自販機契約
・レンタル品の精査

といったところです。他にもありそうですし、全部やりきれるかわかりませんが、これからもいろんな人に協力をお願いして前に進めていきたいです。

beは、まだまだ進化の途中です。今年は「復旧、復活」を目標に、このフィールドの全エリアが使えるように整備を進めていきます。
7〜8月のご予約は5月中には開始いたします。

GWはありがたいことにいっぱいでしたが、普段の週末はガラッガラです・・・。整備を進めてもご利用いただかないとキャンプ場はほぼ無意味な存在になってしまいますので、ぜひ、遊びにきてもらえると嬉しいです。

日に日に緑が濃くなっていきます。本当に気持ちいいです


よろしくお願いします!



無料でできる応援、SNSでのシェアをお願いします!もしくは、これからキャンプを始めようとしている方に僕たちのことを教えてあげてください。全力でサポートします!