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編集者が嫌う3つのやってはいけない

突然ですが、あなたが初めてデートしたのはいつでしょうか?
私は23歳までデートもお付き合いもしたことがありませんでした。

「このままでは一生ひとりぼっちかもしれない」
と朝から晩まで悩む毎日。

自分なりに努力し、勇気を出してアプローチするものの
結果は100人連続で振られる始末。。。

何とかこの状況を覆したいと考え
恋愛本を100冊読破!

ついにモテの正解を発見しました。

それは、、、
人に好かれたければ
プラスの要素を増やすよりも、まずはマイナスをなくすこと。

失敗続きの私は30年前のモテ常識だった
「高級車を持つ」「良い時計を身につける」などの
「こうすればモテる」というプラスばかりを追いかけていました。

でもそれは大間違い。

正解は「寝ぐせを直す」「鼻毛は出さない」「ジャージで会食に行かない」などのマイナス要素を最初になくすということだったのです。

冷静になれば本当に当たり前。
高級車に乗っているけど、鼻毛とかあり得ないですよね。。。

このようなほんの少しの当たり前を改善したところ
私を見る周囲の目は、徐々に前向きなものになっていきました。

実は同じようなミスマッチが
作家・ライターと編集者の関係にも存在しています。

編集者が嫌と思うマイナスを繰り返すと
どんなによい原稿を書いても、仕事がばったりと途絶えてしまいます。

そうならないためにも
編集者が嫌う3つのやってはいけないを押さえていきましょう。


■編集者が嫌うやってはいけない①
スケジュールを守らない


以前の記事でもお話ししたように
編集者は色々な人を巻き込んで仕事を進めています。

作家・ライターを目指すなら知っておきたい「編集者ってどんな人?」|後田良輔(うしろだりょうすけ)|ビジネス書作家 (note.com)

そのため、約束通りに原稿が仕上がらないと
各方面に迷惑をかけることになります。

「クオリティを上げるためだからスケジュールが遅れても良い」
という話は昭和の話です。


チームで仕事を進める令和は、スケジュールは守って当たり前。
働き方改革を叫ばれる今は、編集者も効率的に仕事をこなしたいのです。
作家・ライターとはいえ、この社会人の基本を守らない人は嫌われます。

逆にきちんとスケジュールを守る人は信用をおかれ
ますます仕事が増えていきますので、約束を守らない手はないのです。

■編集者が嫌うやってはいけない②
礼儀やマナーを知らない


原稿を書く際に編集者が調整した取材対象者に
インタビューすることがあります。

その際、あなたが礼儀やマナーを知らないと
編集者に恥をかかせることになります。


たとえば、
・上場企業のCEOに取材するのにTシャツとGパンで会いに行く。
(せめてジャケットは用意すべきですね)
・美容で有名な女性に取材するのに爪伸びすぎ・ゴミ溜まりすぎ。
 (インタビューされる人は相手の手元をよくチェックしています)
・大学教授にインタビューするのに、その人の本や論文を読んでいない。
 (何も知らずにインタビューする人は結構多い、、、)

好かれる必要はありません。

「編集者が安心して客前に連れて行ける状態にする」
のが最低限の礼儀やマナーです。

■編集者が嫌うやってはいけない③
基本スタンスが受け身


企画の骨子は編集者が考えるものですが
だからと言って企画のすべてを編集者に任せるべきではありません。

「その意図であれば〇〇な切り口はどうでしょうか?」
「前回××だったので、△△を取材すればもっと面白くなる」
など、相手の企画をより良くするためにどうすべきかを
攻めの姿勢で提案してあげましょう。

受け身はたしかに楽ですが
それだとあなたと仕事をする理由がありません。


パートナーとの楽しいデートでも
「何でもいい・どこでもいい」と連続で返答されたら
テンションが下がりますよね。

編集者との仕事も同じです。
「受け身より提案」が今後に繋がるスタンスです。

■まとめ


作家・ライターを長く続けたいという人はたくさんいますが
超基本的な「編集者が嫌うやってはいけない」という地雷を踏む人が本当に多い。

「当たり前のことを当たり前にやるだけ。ただし本気で」
と中日・阪神・楽天の3つのプロ野球団で優勝を成し遂げた
星野仙一さんは言いました。

相手が嫌がらない当たり前をコツコツとやる。

凡人なのに15年間作家を続けた私の成功の秘密は
まさにこれに集約されています。


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