2023年に出会って良かったアルバム10選
2023年の振り返りとして、出会って良かったアルバムを10個紹介したいと思います。
紹介している順番に意味はありません。
あのち / Gezan.Million Wish Collective
2023年一番聴いたアルバムかもしれない。
この時代に即しており、この先の近い未来を示しているような気がした。
前作の『狂』よりも直接的な言葉を使用している一方で、未来に対しての希望はより抽象的に表現しているように感じた。
Million Wish Collectiveの声の重なりの可能性、言葉はなくても人は繋がれるのだろうか?もし言葉が存在しない世界はどうなっていたのだろうか?などの疑問が湧きたち、ずっと考えている。ゆっくりと気ままに自分なりの解釈を持ちたいと思う。
e o / cero
すごく良くて何度も聴いたが、それでも言語化が難しい。
聴いていると世界が広がっていき、外に旅立っていくように感じた。
1曲1曲の完成度が高すぎる。
アルバムツアーに行けなかったのが心残り。
SIM SIM SIM / Bala Desejo
1970年のブラジル音楽黄金期の伝統を現代に継承するアーティストとして紹介されているらしい。
このアーティストを通して、MPBのジャンルにハマった。
FRUEZINHOで聴いた瞬間に虜になった。
楽しくなったり、みんなと一緒に祭りで踊ってるような感覚になって、気づいたら体を揺らしていた。あのキラキラしていた時間にまた戻りたい。
After the Magic / Parannoul
RYMのTop albums of 2023で知った韓国のアーティスト。エモ感のあるシューゲーザがたまらなく良かった。聴いていると壮大な感じがしてずっと気持ちいい。
馬 / bedcover!!
このアルバムでbedcover!!をはじめて知った。
1曲目の「バーチャルセックス」で度肝を抜かれた。独特な曲が多くてどんどん引き込まれていく。
アルバムツアーに行けなかったのが心残り。
感覚は道標 / くるり
くるりの13枚目のアルバム。
去年からくるりにハマって聴いていたが、今回のアルバムも良かった。
「calfornia coconuts」も「in your life」が好きでよく聴いたなあ。
タオルケットは穏やかな / カネコアヤノ
前作よりもシューゲイザの要素が強くなってきたと感じる。ベースの本村さんが脱退していることも関係しているのかな。
フジロックで聴いたライブでぶちあがった。ライブだと力強さが増してすごくかっこいい。
ゴールデン・ピクニックス / 四人囃子
みのミュージックのプログレDJの動画(もう削除されたけど)で「なすのちゃわんやき」を聴いてめちゃくちゃはまったアルバム。
展開がどんどん変わって聴いていてわくわくするし、自由な感じがして気持ちいい。
四人囃子を通して、1960年代の曲も色々聞いたなあ。
Black Radio / Robert Glasper
Brutusのジャズ特集で知ったアーティスト。
音楽が身体を包み込んでくれるような感覚、浮遊感がすごく良かった。
いつかライブに行ってみたいなあ。
古風 / 冥丁
聴いていてわびさびを感じる。日本の古い時代の懐かしさを感じて心地よかった。
『怪談』のライブにコロナで行けなかったので、次はライブに行きたい。
以上です。
2024年は今年以上に色々な音楽をディぐって音楽の味わっていきたいです。
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