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コロナ禍で何を積み上げたかを問われる来シーズンへ。

大和シルフィード株式会社を設立して、2年と2ヶ月が経ちました。
その間は、もうずっと、コロナ禍の中でした。

ほぼ決まりかけていた大型のスポンサー案件が飛んでしまったり、
ようやくPRやマーケティングのアクションを繰り出せると思った矢先に緊急事態になってキャンセルとなったり、選手たちに至ってはフルピッチのグラウンドさえ満足に使えなかったり。
ネガティブな面を挙げればキリがないですし、今でも「コロナさえなければ」と思うことは少なくはありません。

それでも、フットボールも、ビジネスも、社会連携&ホームタウン活動も、思い描いていたスピードには程遠いかもしれないけれど、クラブに関わる多くの人によって、積み重ねられてきた確かな足跡が、このクラブにはあります。

2年間をかけて、24万人都市である大和市を中心としたホームタウンを歩いて歩いて歩いて、企業や経済界、政治や行政や公的機関、教育現場や学校、商店街や駅や電鉄会社の皆さんにお会いし、林間小学校で少女チームの大会があれば参加チームの皆さんにご挨拶し、関西でインカレがあれば各大学の監督さんにご挨拶し、大和シルフィードのエンブレムを使用いただいているフラッグがはためいている高座渋谷商店会を抜けて県立大和南高校での講演会にお邪魔し、商工会議所や各ロータリークラブの講演会に呼んで頂ければお話に伺い、30社を超える全てのパートナー企業にお伺いしてミーティングをして、そうしたことを何度も繰り返して、今、ようやく「一周」した手応えがあります。

コロナがなければ、もっと早くにクラブを大きく成長させられていたかもしれませんが、クラブが存在するこの地域をちゃんと「一周」もせずにそんなことになっていたら、一方で大怪我したり、要らぬ大批判を招いていたような気もします。

来シーズンは、このコロナ禍で何を積み重ねてきたか、何をもがいてきたか、その真価が問われる1年となるはずです。過信もせず卑下もせず、1周してきた足跡に自信を持って、クラブと、クラブに関わる人たちにとっての大きな飛躍の年にしていければと思っています。

改めまして、この1年、みなさまのたくさんの、そして温かいご支援、ご声援に、心から御礼を申し上げます。
ぜひ来年も、大和シルフィードをよろしくお願いいたします!




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