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未来の自分を、今の自分の「できるできない」で判断しない(ゴールは成長を生むためのエサ)

最近やめたことがある。それは「今の自分にできるかできないかで、自分のゴールや目標を決めない」こと。これによって、ゴールや目標設定に対しての考え方も変化した。

「目標は達成可能なものを設定する」。多くの日本人がそうやって教わってきたはず。修飾語を少し付け加えるなら、「ちょっとストレッチした」目標くらいだろう。今の自分を大きく変えなくてもちょっと頑張ったらできることだから、「達成可能であること」が前提にある。要は重要指標は達成率(達成したかどうか)。でも達成率ではなく、成長率を上げることを目標設定の前提にしてみた時どうか?

今の自分が100だったとしよう。
達成可能な目標として120を置く。成長率は120%。
達成可能かは置いておいて、目標を500に置く。結果は300。目標未達成。成長率は300%。

どっちが手にしたい未来だろうか。成長率300%に決まってる。だから、目標を達成したかは重要ではない。もっと言えば、達成可能な目標をおいてしまうことが問題だ。


人間の無意識は、達成可能な目標を設定するようにできている

とはいえ、人間は本能的な生命維持機能で、無意識で脳が達成可能かどうかを計算し、リスクや痛みを避けるようにできている

できなかったらどう感じるか、どう思われるか、今の自分の快適な生活やリズムが崩れたらどうしよう。これが正常な反応だ。

だから、圧倒的な成長を生むゴール設定は、このリスク、痛み、ヒリヒリを伴うことがセット。

フィジークコンテスト(筋肉の大会)に出ると決断した時の僕の状態がまさにそれだ。


ゴール設定は、自分の成長を生むためのエサである

「どれだけ望む未来に対して成長率をうめるか」。この観点でゴール設定ができれば理想だ。要は、ゴールは達成するものではなく、成長率を生むためのエサという風に考えればいい。

そのためのポイントは以下。

  • 現状の外側
    今の自分の延長線上では辿り着けない場所であること。無意識でリスク計算している外側であること。でも、そこに行くためには今の自分を根本的に変えることを要請される(認知が変わる)ことで、リミッターが外れる。

  • 今の自分でできるできないのジャッジをしない
    5年前、3年前の自分が今の自分になることを想像できた人はいるだろうか?赤ちゃん、子どもだった自分が自分が大人になれることを想像できただろうか?それと全く同じで、未来の自分を今の自分の想像できる範囲で決めつけてしまうというのは、冷静に考えておかしい話。今までも高い目標に向かって想像以上の成長を遂げられた経験があるはず。

  • エフィカシー(根拠のない自信)がある領域で
    なんかわかならないけどもっとできそうな気がする。だけど根拠もないし、どうしていいかわからないから、という理由で心に閉まっているものがある。もう一度これを引っ張り出してみる。

現状の外側のゴール設定に有効なのがコーチング

とはいえ話が戻るが、現状を維持する(コンフォートゾーンに留まろうとする)ことが人間の本能なので、自分一人で設定することは簡単ではない。

そのための第三者として介入するのが、コーチ。僕自身がコーチングの力を借りて、認知が書き換わりリミッターが外れるきっかけとなったエピソードはこちら。

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