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【ポケカ】新感覚!レッド型連撃ウーラオス

お久しぶりです!りょうてんです!

しばらくポケカはぼちぼちといったところでしたが、今年の年明けぐらいからやる気が再燃し始め、外に出にくい状況下ではありますが、楽しいポケカライフを送っております。
ということで今回は、最近自分がよく使っている型の連撃ウーラオスデッキを紹介していこうと思います。

※僕の記事は基本全文無料です。大型大会で結果を残さない限りはそのスタンスは変更しませんので、お気軽にお楽しみくだされば幸いです。

デッキレシピ、差別化点について


こちらが今回紹介するデッキのデッキレシピです。
特徴としてはレッドの挑戦、スーパーボールの採用などが挙げられるでしょう。

ここからはそれぞれのカードの採用理由です

☆ポケモン

・連撃ウーラオスVmax-連撃ウーラオスV(3-4)
このデッキのメインアタッカーにしてベストサイドゲッターです。最大の武器は下ワザの「キョダイレンゲキ」。相手のポケモン2体に120ダメージを出せるため、ダメージを負ったポケモンを「ボスの指令」を使わずに狩ることが出来る非常に優秀なワザです。上のワザ「しっぷうづき」も、比較的軽い条件とエネルギーで150ダメージが出るため、タッグチームを素のキョダイレンゲキ圏内まで削ることができ、優秀です。初手にウーラオスVを必ず場に置きたいのでVは4枚、Vmaxは最低枚数の2枚+サイド落ちケアの1枚で計3枚としました。

・オクタン-テッポウオ(2-3)
特性「れんげきサーチ」で場を整えてくれるこのデッキのエンジンです。個人的に、連撃ラオスのデッキはエネルギーを安定して貼れないと大幅に効力が落ちるデッキだと思います。前述のキョダイレンゲキも、いつでも使えてこそ強いのであって、自由に打てないターンが多くては意味がありません。最近流行りのうらこうさく型は、れんげき以外のトレーナーズにも触れる点が魅力的ではありますが、エネルギー転送などのカードがないとエネルギーには繋がりにくい点、1ターン使い切りの特性であるため、進化してしまった後は手札補充やサーチに携われない点が自分には扱いにくかったため、今回はどちらの問題も解決できる、詰めに強いオクタンを軸に構築しました。「頂への雪道」に強い点も評価できます。こちらもなるべく初手から立てていきたいので、テッポウオは少し多めに3枚採用しています。

・コロトックV(2)
このデッキの安定感を高める第2エンジンです。サンムーン期のヤレユータンを思わせる特性「エキサイトステージ」が最大の武器で、「リセットスタンプ」に強い安定した手札補充が可能です。このデッキは、サポート「レッドの挑戦」とオクタンのサーチで強い盤面を作っていくことが目標になるので、レッドと相性がよく、ウーラオスの「しっぷうづき」とのシナジーもあるコロトックは非常に強力です。場に1枚あれば動きますが、極力サイド落ちしてほしくないので2枚入れてあります。

・ジラーチGX(1)
特性「サイキックゾーン」で超弱点を消すことの出来るポケモンGXです。流行りの黒馬バドレックスや各種ミュウツー&ミュウGXデッキに弱点を突かれるウーラオスが環境で戦うなら必須の1枚です。このカードさえあれば超軸に若干有利に立ち回れるのでピン採用しています。

・ナゲツケサル(1)
連撃ウーラオスを環境上位クラスに押し上げた1枚。特性「スローイングコーチ」は、相手ベンチへのダメージを30上乗せする、歩く望遠スコープとでも言うべき効果で、大型ポケモンをキョダイレンゲキで仕留めるのに大きく貢献します。自身のワザも特性の対象になるため、終盤の詰めでHP残りわずかになった相手のポケモンを倒すことができる点も非常に優秀です。実際に回してみると、ワザが強く序盤にバトル場に出ることもある点や対ポケモンVmaxでは特性の有無が処理速度を段違いに早めてくれる点が想像以上に強力で、かなりサイド落ちしてほしくないカードになるので2枚以上採用したいですが、枠の都合上1枚のみとしてあります。

・ミュウ(1)
連撃ウーラオスが最も嫌うカードの1枚です。特性「ベンチバリア」は読んで字のごとく、ベンチポケモンへの攻撃をシャットアウトします。ワザ「サイコパワー」も強力で、打点調整から詰め、更には相手のミュウへの打点としても機能するため、状況によってはエネルギーをつけて戦いに行くことも大いに有り得ます。今回採用しているオクタンは流行りのインテレオンとは違いキョダイレンゲキ1発で沈むので、ミラー対策として1枚入れています。

☆グッズ

・クイックボール(4)
たねポケモンの展開に欠かせない現環境最強グッズのひとつです。オクタンの特性でデッキを回し、連撃ウーラオスで戦うので、初手の展開力が弱いと話になりません。他のデッキ同様、このカードの4枚採用は外せないでしょう。

・しんかのおこう(3)
進化ポケモン限定という緩い条件でノーコストサーチができるグッズ。前述の通り進化ポケモン軸なので多投しても腐りにくいため、多めの3枚採用です。

・スーパーボール(3)
山札の上から7枚を見て、その中のポケモンは無条件に手札に加えられるサーチカードです。コロトックのドローをエンジンのひとつとするデッキを組むに当たり、手札で腐ってしまうカードの採用はなるべく抑えたかったので、手札に別のポケモンがいないと使えないポケモン通信ではなく、いつでも雑に切ることのできるスーパーボールを多めに採用しました。デッキの1/3近くがポケモンなので当たりを引ける確率が高いのも◎。繰り返しになりますがポケモンサーチはかなり重要になるので多めに3枚採用です。

・ポケモン通信(1)
現環境屈指のサーチ範囲を誇るポケモンサーチ系グッズ。カードパワー自体はかなり高いですが、手札にもう1枚ポケモンがあることを前提とするため単体では腐ってしまう点が、手札を絞って戦うコロトックとアンシナジーになるので採用枚数は控えめの1枚です。このデッキでは、他のポケモンサーチ効果の範囲を広げることができるカードとして保険程度に採用する運用手段が1番効果的な気がします。

・あなぬけのヒモ-ポケモンいれかえ(2-1)
あなぬけのヒモは相手にも入れ替えを強制するポケモンいれかえ。ベンチポケモンを引っ張り出すカードとしてではなく、バトルポケモンをベンチに返すカードであるという感覚で使いましょう。ナゲツケサルや望遠スコープの効果上、ダメージを乗せたいポケモンにはベンチに居てもらいたいのがこのデッキなので、バトル場で削れたポケモンを下げさせる効果は重要になってきます。もちろん、キョダイレンゲキで削れたポケモンをバトル場に出してきた時はしっぷうづきを使いたいので、単純な入れ替えも1枚採用しています。入れ替え系のトレーナーズは3枚あれば十分と考えているので、このデッキではこの配分としました。

・望遠スコープ(2)
ベンチポケモンへの打点を上げるポケモンのどうぐ。ナゲツケサルの項目でも触れましたが連撃ウーラオスとの噛み合いはバツグンです。スローイングコーチ+望遠スコープでキョダイレンゲキが180ダメージまで伸びるので、環境のシステムポケモンはほぼ全て射程圏内となります。インテレオンを採用しない関係上、「クイックシューター」でダメージ調整することができないため、このカードを多めに2枚採用しました。

・ふうせん-Uターンボード(1-1)
逃げエネ軽減系の道具です。この類のカードは2枚で足りるという判断ですが、逃げエネが2つかかるのはオクタンだけで、オクタン自体も「みずの塔」で逃げエネがゼロになるので、ふうせんとUターンボードを1枚ずつ採用しました。現環境はスタジアムが残りにくいということもあり、オクタンを身軽にする役割を「みずの塔」だけに依存するのは少し心配だったため、ふうせんを1枚だけ残している形です。

・くろおび(1)
闘タイプ関係では環境屈指のトレーナーズです。サイドが負けている時に限り、闘エネ1枚分として機能するので、エネルギー供給を1ターン分擬似的に早めてくれます。このデッキは、キョダイレンゲキの性質上後半にサイドをまとめて取りきることも視野に入ってくるので、サイドが相手より多くなる局面が多々あります。毎ターンエネルギーをサーチできるオクタンがいるのでエネルギーが足りないという状況は起こりにくいですが、条件次第では何もついていない丸裸のウーラオスVからキョダイレンゲキに繋げられるという強力なカードなので、1枚採用しました。

・やまびこホーン(1)
懐かしのフレア団ギア-ターゲットホイッスルが連撃カテゴリーにリメイクされ復刻。相手の場を不要なポケモンで埋めたり、1度倒したポケモンでもう1回サイドを取ったりと、アンガーダブルで理不尽な死体蹴りカードです。このカードは特に使うタイミングが重要になるため、サーチデッキに入ってこそ効力がマキシマイズされます。強く使えれば本当に強いので、オクタン入りのこのデッキにはピン採用しました。

・グレートキャッチャー(1)
詰めの段階で効果を発揮するフィニッシャーの役割を果たすトレーナーズ。手札2枚をトラッシュしてポケモンGXをバトル場に引きずり出します。サポート権を使わずに詰めに関われる点が非常に強力で、相手の場のデデンネやMMを大きな勝ち筋に変えられます。対象になるポケモンが限定されていることもあり、複数枚入れたからといって機能する訳でもないため、1枚のみの採用としました。

・リセットスタンプ(2)
SMレギュレーションから生き続ける環境屈指の嫌がらせカード。相手のハンドをリシャッフルし、好きな行動を取らせません。このデッキは性質上、自分の展開を優先する方が強いので、妨害系のカードは極力少なめにしてあるのですが、リセットスタンプは少ないコストで大きな効果が期待できるため、採用してあります。枚数については、序盤に引いてしまうことをケアして2枚としています。

☆サポート

・レッドの挑戦(4)
このデッキのコンセプトでもあるメインのサポートです。手札2枚と引き換えに好きなカードをサーチできます。アクセスできるカードの範囲が無限なので、いつでも足りないパーツを持ってこれる点が非常に強力です。このカードを軸に組んであるので、4枚採用としました。

・グズマ&ハラ(1)
レッドの挑戦同様、手札2枚をトラッシュしながら特殊エネ、ポケモンのどうぐ、スタジアムをサーチします。採用してある特殊エネルギーとスタジアムはいずれもオクタンでタッチできますが、オクタンがターンに1枚しか加えられないところを、2枚同時に持ってこれるというのがこのカードの強みです。始めは2枚採用で動かしていましたが、ポケモンやその他それに代わるグッズを引っかけられない点に小回りの利きづらさを感じたので、1枚のみとしました。

・コルニの気合い(2)
このデッキでは数少ないドロー系サポートです。手札の質を高めるサーチカードだけでは解決できない量の問題に対処できるカードで、オクタンでサーチできるため、入れてればどこかで仕事をしてくれます。サーチに寄せてあるとはいえ手札で出来ることが多ければ多いほど当然強いので、オクタンから手札の補充ができるカードとして、デッキを安定させるために非常に大事なパーツになる点を評価し、2枚採用しました。

・マリィ(1)
ドロー系サポート2種類目です。このデッキは終盤に使いたい詰めのカードが多く、序盤にそれらのカードをコストにしてしまうのが後々の勝ち筋を減らしてしまうことに繋がります。マリィは手札を温存しつつ山を引くことのできる所謂ハンドリフレッシュの効果を持っている上に、ドローする枚数も比較的少なく、コロトックの特性をダメにしてしまわないため、このデッキとよく噛み合っています。また、相手の手札をリシャッフルすることもできるので、キョダイレンゲキの試行回数の増加に繋げられる点も優秀です。ただ、ドローサポートとしては枚数が少なく弱いので、レッドの挑戦に枠を譲る形で1枚のみの採用としました。

・ボスの指令(2)
現行スタンレギュ最強の詰めカード。試合を決める場面では必ず必要になってくるカードで、採用していないデッキはほとんどないと言っていいでしょう。もちろんこのデッキも採用しないわけはないのですが、キョダイレンゲキの性質上どこのポケモンにもダメージを与えられるため、優先度は他のデッキほど高くないと判断しました。ただ、天敵の「ベンチバリア」ミュウはこのカードでないと倒せないので、汎用性を考えて2枚採用しています。

☆スタジアム

・みずの塔(2)
連撃カテゴリーのカードで唯一のスタジアムです。連撃ポケモンの逃げエネを2つ分軽減します。このカードがあればしっぷうづきが使いやすくなる上に相手にオクタンをバトル場に縛るプレイングを取らせない立ち回りもできます。現環境は「混沌のうねり」と「頂きへの雪道」の陣取り合戦が激しいのでスタジアムが残りづらいとは思いますが、雪道でコロトックが止まるのも嫌なので、サーチしやすいこのスタジアムを2枚採用しました。

☆エネルギー

・れんげきエネルギー(4)
連撃デッキの最強カードの一つです。水と闘2つのタイプのエネルギー2つ分として働くので、手貼りの回数を1回削減できる速さが、連撃デッキのデッキパワーを底上げしています。試合中はこのカードがある前提でエネルギー管理を進めていくため、いつでも手札に加えられるよう最大枚数4枚採用しています。

・基本闘エネルギー(2)
このデッキは特殊エネルギーへの依存率が他のデッキに比べて高いので、「うねりの扇」などのカードでメタられやすく、特殊エネメタから逃れる手段として2枚だけ採用しました。メタカードを相手にしない場合、使用頻度は高くありませんが、無いと詰むケースも考えうるので2枚採用しています。

・スパイラルエネルギー(2)
連撃カテゴリー2枚目のエネルギーです。マヒにならない、エネルギーの色を問わないなど強力なテキストですが、オクタンでサーチできる1つ分のエネルギーとして採用を決めました。れんげきエネルギーとくろおびでキョダイレンゲキが使えるため、れんげきエネルギー2つでキョダイレンゲキを使うのは少しもったいないです。このデッキの場合、1枚分になるエネルギーは合計4枚入れると安定すると考えたので、エネルギーをより柔軟に使用するため、基本エネルギー2枚と合わせて、残りの2枚をスパイラルにしました。

☆選択採用カード

・マーシャドー
特性「リセットホール」のマーシャドーです。クイックボールやポケモン通信から相手のスタジアムを破壊することができ、特に「頂への雪道」採用のデッキとマッチアップした際に有効になるカードです。オクタンとコロトックのダブルエンジンで動かすデッキなので、最悪コロトックが止められても何とかなるため、リストには採用してありませんが、枠があるなら採用したいです。

・ゼラオラV
「双璧のファイター」で登場した連撃ポケモンです。ワザ「クロスフィスト」で、相手のベンチポケモンに素点で160ダメージと、キョダイレンゲキをはるかに凌ぐ火力を押し付けることができます。ワザ自体は非常に強力でウーラオスとも相性がいいのですが、ウーラオスもゼラオラもエネルギーを少なくとも2回付けて動かすポケモンなのでプレイングがかなり窮屈になる点、ゼラオラを起動させる条件としてウーラオスが先に攻撃している必要がある点に圧迫感を覚えたので不採用としました。

・デデンネGX/クロバットV
ドローを加速することができるポケモンで、クイックボールやポケモン通信から手札を一気に増やすことのできる点が非常に強力です。弱点としては使い捨ての効果なので、後半に負け筋になってしまう点が挙げられます。このデッキは、手札を増やす手段としてはオクタンからコルニの気合いのサーチを組み込んであるので、わざベンチ枠を圧迫するこれらのカードを採用する必要はないと考えました。

☆インテレオン型との違い

現在最も流行している連撃ウーラオスの型は、おそらく特性「うらこうさく」のジメレオンや「クイックシューター」のインテレオンなどを用いてサーチと打点調整を行う型でしょう。インテレオン型の強みはサーチ範囲の広さと長期戦です。「うらこうさく」はサーチするカードの範囲を問わないので、状況に応じてほとんどのカードを手札に加えられます。また、毎ターンダメージを与えることのできる特性「クイックシューター」も、HPの高いポケモンVmaxに対しての遂行速度を上げてくれる非常に強力な特性です。ウーラオスはジラーチGXを採用するケースがほとんどなので可能性は低いですが、非GXのエンジンであるため、強力なスタジアム「頂への雪道」を採用することも考えられます。
自分もよく使っているデッキタイプで、個人的に好きなポケモンがインテレオンであることもあり非常に気に入っているのですが、弱点も当然あります。一つは「うらこうさく」が使いきりである点です。メッソンが進化しきってしまうとかなり動きが制限されるので、デッキを動かし続けるための工夫が必要になってきます。もう一つは、エネルギー、主に特殊エネルギーのサーチ手段に乏しい点です。「くろおび」や「エネルギー転送」など疑似的にエネルギーとなるようなトレーナーズは確かに存在しますが、特にれんげきエネルギーにはタッチしにくく、キョダイレンゲキを宣言できる回数に直接関わってきます。
オクタン型はこういった点を解決してくれます。盤面が完成してからは「コルニの気合い」がなくなるまでは確実に手札事故を起こしませんし、れんげきエネルギーも簡単に手札に加えられます。連撃ウーラオスのデッキはエネルギーの供給が安定しているかどうかが勝敗を分けると思っています。キョダイレンゲキがいつでも使える、という安定感がこのデッキ最大の武器です。また、この型ではできない広い範囲のサーチと火力調整は、「レッドの挑戦」と、「望遠スコープ」2枚目の採用によって補っています。オクタンのサーチだけですべてを賄えるわけではないので、併せて使えるドローエンジンとしてコロトックも採用しています。

終わりに


ここまでお付き合いくださり、ありがとうございます~!
久しぶりの記事投稿で、私自身とても楽しく書くことができました。皆さんにも楽しんでいただけていたならとても幸せです。自分のように、普段使っているウーラオスに飽きて刺激が欲しい方には特におすすめしたいデッキで、今僕はかなり気に入ってこのデッキを使っています。外に出てポケカをすることが難しい時期ではありますが、思考は無限です。思いついた構築はどんどん形にして、使ってみましょう!
改めまして皆さん、ありがとうございました!また機会がありましたら、ぜひよろしくお願い致します。

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